登場する役者全てに好感が持てた。あの時代の学生運動は、今の時代からすると理解は容易ではないが、とてつもない危機感が充満して熱を帯びたのだろうか。でも、それはインテリに限定されていて、所詮はインテリの…
>>続きを読むハードな時代をウェットに描いた一作。
具体的に綴られる台詞や挙動より、松山ケンイチ・妻夫木聡両人の演技を信頼しての余白の演技、ラストの妻夫木の表情にやられる。
この題材を扱う物語としては、珍しく…
このレビューはネタバレを含みます
................................................................................................
学生…
1969の話だけれども、映画の質感(当時の映画のような粗い画像)にして撮ってる意味が、よくわからない。
妻夫木くん、よくラストで泣くなぁ。「怒り」の時も、中目黒で泣いてたし。
…
映像の作り込みが凄くてレトロな風景がとてもノスタルジックで心に染みる。優しすぎる主人公は梅山を信じてしまうのだけど、外面が“いいヤツ”ってのは信じてしまうよな。共感するのに共感してしまった。泣く男の…
>>続きを読む私は団塊の世代で、当時、東京に住んでいたので、この空気感はよくわかる。
過激派を騙る松山ケンイチ、東大を出て雑誌記者になり、スクープが欲しかった主人公が妻夫木聡。
単純にいえば詐欺に引っかかったイン…
映画「マイ・バック・ページ」製作委員会