某博物館の淡島千景特集で観たけど大当たりやった...
オムニバス形式の映画って短編の羅列じゃないのって思って敬遠しがちなんだけど、パルプ・フィクションと一緒で3篇のオムニバスと見せかけて一本筋の…
樋口一葉の短編小説からみっつの話をオムニバスで。
20分、40分、60分くらいの配分。台詞がよく、撮影もきれいで、それぞれ魅力にあふれているんだけど、個人的にニ話目の放蕩息子が最高だった。
「さくざ…
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凄!!!1953年に撮られたのか…。
明治時代の長屋暮らしの生活がすぐ近くに感じた。着物のやつれ方とか会話シーンの生っぽさが良い。「茶碗蒸しに指ィ入れるやつがあるかい」のやりとりとか、食器をかめで洗…
男尊女卑のエグい明治時代に生き
24歳で短い生涯を終えた女流作家、
5000円札でも有名な樋口一葉の
3作品をギュッとひとつにまとめた
オムニバス映画。
樋口一葉は私の大好きな
作家の1人で、
彼…
樋口一葉の短編小説『十三夜』『大つごもり』『にごりえ』の3編を原作とするオムニバス映画。
舞台は明治時代。第1編では家族同士で敬語を使って丁寧に挨拶しているのが新鮮で印象に残っている。今なら皇室が…
明治時代の女性の生きる術の選択肢を自分で選びづらかった社会での不幸な物語。
家柄や貧富の差であからさまに差別や嫌がられせのDVを受ける女性は、実家のため世間体のために事を荒立てずに我慢を強いられ耐…
このレビューはネタバレを含みます
本日11月23日は樋口一葉の命日である。ちょうど原作のほうも読み終わり、頭の整理がついたところだったので、映画も観ておきたいと思い鑑賞するに至った。享年25歳。今の私と同い年で女流作家の大家となり、…
>>続きを読む独立プロ名画保存会