「警察日記」「続警察日記」と同じで、久松静児、井手俊郎、姫田真佐久、木村威夫と、非常に豪華スタッフ。50年代日活に多い文芸もの。
家の中の会話のシーン、カットを割って角度を変えてもキメキメで本当に…
息子の一方的な母親との不和が釈然としないまま悲劇が訪れるのでハツラツとした娘の所在が不憫に感じる。息子の友人の出番が多くなって物語は膨らむ要素があるのに尻切れトンボで終幕するのは如何なものか。途中登…
>>続きを読む望月優子主演の母となれば、木下恵介「日本の悲劇」がとどめ刺す。孝行息子木村功は、母親の煩わしさと葛藤の末病死、元気娘左幸子の励ましも眼中に無し。息子の友人宍戸錠に息子の幻覚を見る。得てして身内に厳し…
>>続きを読む左幸子いいなぁ
子離れできない母親と死を悟りながらも隠し通して生きた兄
お母さんお母さんと叫びながら、最後に何を思ったのだろう。
少女の峰子が不器用ながらも空気を読んで2人を繕う間にいた。
息子…
父親を失くし、母親と兄妹の3人で暮らす家族のお話。望月優子が母親で、シチュエーションや母親の心情の動きは「日本の悲劇」に近い。愛情からとは言え母親の過剰な干渉を疎ましく感じる長男の気持ちがとてもよく…
>>続きを読むボールの投げ方や走り方で運動神経の良さがわかる左幸子。また木登りしてる。うちではだらしなく過ごして兄の木村功と喧嘩、カーディガンを後ろ前に着てこっちのほうがあったかいんだもん、来客来たら慌てて正して…
>>続きを読む