ハナ肇「こんな下町のパチンコ屋や定食屋で、ゴリゴリの都会派コメディに出てたあいつの曲がかかるの、コントラストがすごいな...」
/主人公たちがわりと希望のある感じで結末を迎えるだけに、友人一家…
小津安二郎の映画が「私たちの見たい昔の日本」だとすると、浦山桐郎のは「見たくない日本」。
子供を産むだけ産んで責任は取らない親とか、若い女性(ローティーンでも)を見るやレイプすることしか考えていない…
ストーリーよりも当時の生活風景の方が印象に残った。
パチンコ屋が一蘭ラーメンみたいな構造だったり、不良の溜まり場がビリヤード場なのも昭和を感じる。
帰国事業のシーンもその後どうなるのか察してしまい可…
イタリア映画のネオ・リアリズモを思い出す。
吉永小百合の魅力も勿論、軸だが弟達の取り巻き関係性も物語に厚みをます。
高度経済成長が進む頃、またまだ問題をさらけ出す映画。
吉永小百合が気にかかるなら、…
父が1番好きな映画だと聞いて。
60年代の様子を忠実に描写しているらしい。
なるほど、こんな社会だったのかと勉強になる。
貧しい環境の中、古い考えの両親に
「今はそういう時代じゃない」と歯向かう…
工場町というのはパターナルで保守的な価値観が支配する、「ここにいたら、どこにも行けない」ような閉塞感がある。『遠い空の向こうに』は同じような空気が漂う炭坑町でロケット開発を夢見る若者たちがもがきなが…
>>続きを読む