さらしな

天使にラブ・ソングを…のさらしなのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.7
歌良し、物語良し、キャラ良し、笑いもハラハラも感動もあり、1時間40分と短めでサクッと観られる。確かにこれは名作。
クラブで歌う売れない歌手でギャングの愛人の主人公デロリスは、ひょんなことから殺人現場を目撃してしまい、修道院に身を隠すことになる。最初は堅苦しい修道院での生活や厳格な修道院長に辟易するが、聖歌隊の指導を任されることになり……。
デロリスも修道院長も個性的なシスターたちも本当にみんな素敵。個人的にはデロリスと修道院長の関係性がとても好き。二人とも自分の人生を信念に沿って悔いなく迷いなく生きていたのだろうけれど、自分とはまったく価値観の異なる相手と関わる中で、考えること、感じたことがあったのだろうなぁ、と思うと胸熱。
万人にオススメしたい一作。
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