ドヴジェンコはタルコフスキーが敬愛していた監督だというが、オープニングの意思を持ったように波打つ草原のショットを見るとなるほどと思わせる部分がある。ラストの雨に濡れる果物のイメージ(「惑星ソラリス」…
>>続きを読むここまで神々しい映画はドライヤー諸作くらいじゃないか。ウクライナの大地の広大さと一方向に向かう群集の神話的なまでの美しさ。まさにソ連映画を代表する作品だと思うし、映画学校で教材として使われるのも納得…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大地の恵みと対比した小作人たちの苦しみのファーストカットすごい
もし初恋のきた道で先生が政府に殺されてたならこの映画になってたと思う
主人公が死ぬ悲しみと関連させたショット
・馬が走る
・主人公の…
画ヂカラ強っ!
冒頭の純朴な少女の爽やかさを差し置いて迫り来る主調の強いひまわり、フレーム内を制圧する危篤の爺さん!
熱狂的な踊りを見せる機械と穀物!パン!
人の動きを止めることで何かカットにスピ…
あらためて世界史の教科書を読んでみる。
1918年のロシア革命により帝政ロシアは倒れたものの、民主主義ではなくレーニンによる社会主義の道を進む。
ただ共産党一党支配というわけにもいかず、農産物の…
コルホーズのトラクター導入による近代化を描くことと、かくも神聖な礼拝の対象のようであることが両立しうるのだから、映画って素晴らしいね
自然がカメラを通して人間を模倣し、その身体の特権性、分節性を解体…
豊かな自然とトラクター、コルホーズを支持する農民と反対する富農と対比構造もよくできている。
牛や馬のショットをあちこち挿入しているのも面白いが、圧巻は行進の場面だろう。
共産主義理念のもとに作ら…
エイゼンシュテインやプドフキンのような鬼気迫る熱はあまり感じなかったが、彼らとはまた違う力強さを感じた。
機械化に喜ぶ農民と富農の対立というありふれた内容だが、風景の美しさや機械のエネルギッシュさが…
なんであたしたち生きてんだろうねぇ…
ロシア文学みたいな話だった(そりゃああんた…)さむくなると人はロシア文学が読みたくなる…私はそうだけどみんなはどうですか?
耕運機やその他機械の激しさ怖かった…