第二次大戦後のベルリンで、大人が起こした戦争の皺寄せを最も弱い立場である子供が受け、悲劇的な結果に。
弱いものは犠牲にする勇気が必要だ。そして生き延びるんだよ。
というのを、子供を散々利用した教師…
イタリアではまだ生きようともがく中での苦悩を描けたが、ドイツにおいてはもはや生きようとする意志が描けない。罪悪感とアングストに苛まれレーゾンデートルを失った男たち。瓦礫と廃墟の中を彷徨う少年の痛ま…
>>続きを読む「出来事から物語を作る」んじゃなくて、「日常の時間の経過を映像に起こしてる」のがロッセリーニ節なんすかね…
絶対この後1人の女性追うスタンスにシフトするより、このまま戦争映画の方がよかったって……白…
イタリア人のロッセリーニは同じく敗戦国になったドイツを、鋭くえがいた。
ネオリアリズム映画の三部作、無防備都市、戦火の彼方、そして今作が最後。
子供達の一生懸命さがいじらしい。
「戦争はやめてほしい…
ロベルト・ロッセリーニ監督作。二次大戦直後のベルリンが舞台。そこに暮らす少年エドモンドとその家族(父、姉、兄)は貧しい暮らしを強いられている。病気の父と働かない兄がいるためだ。エドモンドは家族を養う…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
地獄に堕ちた勇者ども。に負けないパンク過ぎるbl映画。ナチ残党の兄は引きこもりと化し弟は遅れて来たヒトラーユーゲントの美少年としてネオナチの元担任教師にホモられる。まるで愛の嵐の児童虐待版ような救い…
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