オッペンハイマーが話題の中、今観るべき作品はこれだろう。いやぁ流石。
原爆投下から10年後。たった10年で人々の感覚はここまで鈍ってしまうのかな。
「こんな時勢に平気でいられる私たちが狂っているのか…
水爆や原爆に対して問題を深刻に考えていない我々がおかしいのか,はたまたその逆である中島喜一のような人がおかしいのか
精神科医が放った最後の一言がこの作品から70年近く経った我々にも深く突き刺さる。
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いやあえらい映画作りんさったのう!いや仮にこういうテーマで作りたいと思っても一つの作品にまとめる言うて、簡単にできんこってすけんの。初めて観た時はおもしろいし考えさせられるし、何より発想に正直言うて…
>>続きを読む黒澤明は「七人の侍」という超大作の次にこんな地味な作品を作りましたが、僕はどちらかと言うとこっちの方が好きだったりします。三船敏郎演じるお爺さんは核ミサイルが落ちてくるという恐怖に取り憑かれています…
>>続きを読む「十二人の怒れる男」イズムも感じた。要所要所のシーンに。映画は今作の方が先なんだけど。あと「十二人〜」よりミステリー感がない分、純度が高い崇高な映画にも見えた。比べるのはお門違いなんだけど。
黒澤…
その昔、ラジオで爆笑問題の太田光が伊集院光にこの映画をお勧めしているのを聴いて、いつか観てみたいと思い十数年。ようやく鑑賞。めちゃくちゃ良かったです。
黒澤明の現代劇を観たのは初めてかも...80…
黒澤明の時代を予見した傑作。タルコフスキーの『サクリファイス』の元ネタとして知られている。主演三船敏郎の核を極端に恐れるボケ老人役が素晴らしく、彼のキ○ガイ演技で支えられている作品といってもいい。
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黒澤明監督の作品で一番お勧めしたい映画です。
水爆の恐怖を感じ、家族を守らんとする老人の悲劇。家庭裁判所に家族が訴え、精神鑑定も行われたが老人の精神状態は極めて正常。家族は老人の話を被害妄想だと言…