このレビューはネタバレを含みます
どこかとぼけた感じのオープニングソング、殺し屋ランキングという意味不明な設定、炊きたての米に興奮する殺し屋、「これがNo.1のやり口だ」「No.1は俺だ」などのセリフで笑う。No.1のスマイルも可笑…
>>続きを読むフィルム・ノワールのような画面作りではあるものの、直線的な物語という枠組みが解体され、ほとんどゴダールに近いような硬質な夢幻性がフィルムに漂っている。
横滑りに近い異常なトラヴェリングと扉を用いた奥…
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殺しの依頼をしくじった殺し屋ランキング3位の男が一位の男に狙われる話。主人公は米を炊くにおいがたまらないとか、ランキングとか女房がいるとかディテールが面白い。毒針を使う女殺し屋に惚れる。幻の1位の男…
>>続きを読む和製ジョン・ウィック的、殺し屋社会
ジョンウィックは鈴木清順「東京流れ者」にオマージュを捧げているのでこっちも多分見てるんじゃない?
殺し屋社会といえば「殺人狂時代」にもつうづる
ランク付け殺し屋
…
殺し方のバリエーションがいちいち面白かった。
奇抜な演出とシュールな展開も、そういうものと知った上で見ると楽しめた。終盤の嫌がらせで主人公を追い詰める展開はモジャ公の『ナイナイ星のかたきうち』みたい…
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鈴木清順15本目。
宍戸錠演じる主人公の「炊き立ての飯の匂いに興奮する」という設定が良かった。リアリティを感じずとも気にならなかった。白黒のほうが奇抜な演出も受け入れやすいのかもしれない。
ヒロイン…
日活