強盗殺人犯を追う二人の刑事が、犯人が会いに行くと想定される昔の女を張り込む様子やその顛末を描いた、野村芳太郎監督のドラマ映画。原作は松本清張の同名短編小説。このときまで喜劇などの娯楽作品を撮って(撮…
>>続きを読む【昭和30年代前半の雰囲気が】
昭和30年代前半に作られた映画。うん、昭和30年代の雰囲気がいっぱい詰まっているね。モノクロでもあるし。
首都圏勤務の刑事二人が、殺人犯を追って、殺人犯の元恋人が…
松本清張の同名小説の映画化で、1958年作品である。
脚本も何気ない台詞も唸らせる味が出されていて、緊迫した張込みシーンが執拗に描写されている。
当時の乗り物(ボンネットバス・車・SL等)や九州の田…
以前見てヒッチコックの「裏窓」な映画だなぁと。今回、原作を読んでから見たので、短編を116分にしたのに驚いた。冒頭とひたすら張り込むシーンが傑出した出来。流石に短編なので、話を膨らますのだが、その部…
>>続きを読む刑事が女を見張るだけなのに2時間続く緊張感。全く飽きない。脚本と映像の力だろう。冒頭、東京から佐賀まで、新幹線もエアコンもない時代に真夏の超満員の夜行列車で一昼夜かけて移動する暑さと疲れ。全編にわた…
>>続きを読む刑事物を装いながらも実は結婚相手に迷っていた男が決断するまでを描いた作品として観ると面白いんじゃないかなぁ。つまり、若い刑事が見張っている女の生活を見ながら女性の幸せとは何かを感じ結婚を決断するとい…
>>続きを読む個人的橋本忍祭り。ぶっちゃけ砂の器よりこっちの方が好み。理由は単純明快で、物語が最低解でのみ進んでいるから。要するに分かりやすい作りだからに尽きる。話はおっさん2人が奥さんを張り込むだけの映画なのに…
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