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ラ・ファミリアのbirichinaのレビュー・感想・評価

ラ・ファミリア(1987年製作の映画)
3.5
ガスマンとアルダンが演じる主人公とその恋人は好きになれなかった。
S・サンドレッリ演じる主人公の妻と、何をやってもうまくいかない主人公の叔父と弟(とっても気弱)はよかった。

サンドレッリによく似た若い頃役の女優が演じた、顔にインクでヒゲを書いて主人公に見せて笑うシーンは印象的だった。

子どもの登場するシーンはどれもよかった。特に、かくれんぼをしていて、大叔父に見つけてもらえなくて不安になって「ここにいるのに見えないの」と泣き出すシーン。

セリフやニュースなどの音声で、歴史を知っているとそのエピソードが何年の話なのかが明確に分かるようになっていて興味深い作りだ。
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