あぁ〜よい!
話が知りたくて軽く見ようと思ったら、
美しくて哀しくていじらしくって見入ってしまった。
足がなくて滑るように動く幽霊の描き方、熱い。着物の裾だけユラユラ揺れて。
純粋な怪談、魅力的だ。…
見事な照明。カメラもいい。
冒頭の灯籠を流しにいくところから素晴らしい。暗いシーンの照明が常に良い。
西村晃の顔芸。
小鼓のリズムの面白さ。
小川眞由美の登場と共にしっかり落語。前半の雰囲気から若干…
新三郎と寝てるお露の身体がガチ骸骨というよりかは骨が皮膚から浮き出てるって感じが新しい。理科室の標本みたいな骸骨だったらギャグだけど、骸骨と人間の狭間っていうのがまたアブジェクション。
あと足を隠す…
日本三大怪談のうちのひとつである牡丹燈籠。多少の改変はあったが、登場人物の解像度は凄く高かった。浮世とあの世の住人の逢瀬、雨月物語を思い起こさせる。あるお盆のこと。初めは謙虚なお霧も 愛するひととの…
>>続きを読む池野成の音楽うるさくて最高。家を飛び出した反骨魂を持つ本郷さんだったし薩夫監督ぽいな〜なんて思ってたらあっという間に幽霊の色気に陥落する本郷さん。控えめそうだけど案外図々しい赤座美代子とリーダーシッ…
>>続きを読む1968年、世界中で学生運動が頂点を迎えた年の公開。封建制の悲劇に力点をおいた依田義賢の脚本に、階級闘争を重ねて解釈した山本薩夫。
新三郎は武士でありながら、貧しい百姓達を救おうとしたために家を追…