ひたすら美しく詩的。人は物語の中に生き、そしてそれ故に物語は永遠に生き続けることを感じる時間を堪能した。具体的には思い出せないがその肌触りは覚えている瞬間が何度も登場して、自分の人生もまた小さな物語…
>>続きを読む小栗康平は、オリジナルのストーリーになるととても自由になる。わかる分からないではなく、感じられるかどうか。
三人の女子高生が「物語をつくろうよ」と不思議な物語を少しずつ紡いでいく。というのが、大ま…
文体を持った映画を久々に観た気がする セットの設営やグリーンバックの用い方に、意図があることは後で知るのだが、映画自体が如実に物語っている
地方の空気やトーンも網膜レベルのリアリティがある 夜の墨…
このレビューはネタバレを含みます
バースデームービー
この作品があってよかった、ありがとう
風景
うそみたいな本当たち
使われていない道路に連れて行く
トンパ文字を書く
ちょっと良いお店でちょっと噛み合わない会話をする
巨大な…
20代の私にとって、とても大切な存在だった映画。
「自分の夢と仲良くしよう」というコピー通り、老若男女の登場人物達が内に秘める「夢」に寄り添って進むお話。
「夢」とは、微笑ましい物語ごっこだった…
小栗康平作品で唯一見逃していたものが、ようやく観れました。
文学の映画化の「泥の河」から始まって、徐々に自由な映画手法を
獲得して、ようやく小栗康平自らの世界を造り上げた感じがします。
特に、終盤…