以前観ていたが、再度見直す。シビアすぎる。成瀬巳喜男は現実を突きつけてくる…。嫁は数に入れられていない、存在しないという場面がちょいちょいでてきたが、リアル…。女性は自分の食いぶちを稼ぐことができる…
>>続きを読む加東大介は善人役もあるがやらかし役も多く出ていると不安になるが今作も例に漏れず。
やはり家を抵当に入れると怖い。
金銭問題が露見したあとの子供達のドライさが怖すぎ。
特に三女の「年寄りと子供は甘やか…
変幻自在女優、高峰秀子の出しゃばらない抑えた演技と、原節子の華やかな演技の対比が見ものと言える作品だろうか。
馬鹿な長男が妻の叔父(演じるは加東大介で津川雅彦の叔父)に借金を踏み倒されて抵当に入れて…
【少子化問題、または団令子讃(その2)】
昭和30年代の山の手中流家庭が、金銭問題から崩壊の危機に瀕する物語です。
といっても成瀬巳喜男の映画ですから、描き方はあくまで穏やかで、淡々としています。…
家族の繋がりというより赤の他人になり切れない制度の中に縛られながら、責任を転嫁していくような話に感じた
味わいやキャスティング的には小津安二郎のような趣がある
流れるような会話から滲み出る気まずさと…
このレビューはネタバレを含みます
「どんな仲の良い夫婦だってたまには1人になりたいことがあるんじゃないのかな」「男の人はね」「女の人はどうです?」「そんなことに興味があるのは、あなたが独身だからでしょ」何この辺の会話のキス前フラグ!…
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