萩原くわがた

ミュータント・タートルズの萩原くわがたのレビュー・感想・評価

ミュータント・タートルズ(1990年製作の映画)
-
タートルズ実写化第1作目、これ中学生の頃に存在を知って、もうずーっとすごい見たかったからBlu-ray化ありがとうございます。

世代は違えど、ケーブルテレビや親がレンタルしてくれるVHSでコメディ溢れたタートルズのアニメに親しんだ小学生時代。
あの時の馬鹿馬鹿しいノリと可愛い顔つきの愛おしいタートルズにまた再開できた気がして嬉しい。

格闘アクションは香港が担当してるのがガチ感を感じさせる。事実ガチすぎてビビった。あんなゴツかわいい着ぐるみを着てる亀たちがアクションシーンになった瞬間ものすごい足技と武器術。動きの速度が凄すぎる。何テイク撮り直せばこんなシーン撮れるんだってほどに殺陣の完成度が凄い。人間を辞めかけてる香港映画アクションは着ぐるみ映画であってもこんなにも輝くのかと畏怖。

短い映画なのでストーリーテンポも速いんだけど、タートルズ、スプリンター、シュレッダー、エイプリル、ケイシージョーンズとアニメや漫画で親しんだキャラクター達は余すことなくしっかりと魅力的に画面内を暴れ回ってくれていて、いい意味で「まだ見ていたい」が出る作品だった。