Emma

オクラホマ!のEmmaのネタバレレビュー・内容・結末

オクラホマ!(1955年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

終始すごいシンプルなストーリー。なのにやたら長い。
雑に言えば陽キャ2人組の面倒な恋愛劇に巻き込まれた陰キャの話。
ヒロインの家のお手伝いとして離れた小屋に住んでるジャッドが終始キモい野蛮人として除け者にされ続けるのはいくらなんでも可哀想。ジャッドに自殺をするよう歌で促す主人公サイコすぎるし、ヒロインのカーリーが馬車からジャッドを無理やり投げ落として勝手にどっか行くの流石に笑う。
そして最後は嫉妬したジャッドが主人公とヒロインの2人を焼き殺そうとし、逆に返り討ちにあって死んでしまう。
主人公は殺人罪で起訴されそうになるが、まぁいいじゃーん!的な理由で無罪に。
めでたしめでたし。
歌がいいのにストーリーが退屈というか、雑というか。
自分たちとは違う人を除け者にし、変だから気味が悪いからという理由だけで排除しようとする人々には理解しかねた。
狭いコミュニティならではの悪い点が沢山見られて、勉強になった。

ブロードウェイ版では改良されてるらしいので、そちらを観た方が面白いかも。歌は良かったです。
Emma

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