Emmaさんの映画レビュー・感想・評価

Emma

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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

17歳の女子高生と45歳の冴えないおじさんとの異色のラブストーリー、というか青春物語。恋愛要素はアニメや原作の方が強くて、こちらはあきらの片思いの描写はあれど2人の夢を追いかける姿にフォーカス当てられ>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

4.0

Kill your darlingsとは物書きの間ではよく知られたフレーズで、自分が一生懸命考えたストーリーラインや登場人物だとしてもそれらが作品の蛇足になる場合は、物語をより良いものにするためにそれ>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.5

これと1作目ばっかり観てた幼少期。
ホームアローンと同じ監督だと知って納得の冒険ファンタジー。特に子供たちによる意地悪な大人へのやり過ぎな仕返しはグレムリンとホームアローンそのもので好き。前作の暖かい
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バック・ビート(1993年製作の映画)

3.5

いつの日か、ビートルズにどハマりしてた頃に見た。大好きなビートルズの下積み時代かぁ〜って気軽に見たらめっちゃ性で溢れてて固まった覚えがある。彼らの姿を綺麗にまとめるのではなく、多少脚色はすれど基本的に>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一人の少女の壮大な人生の物語だった。
初恋の人に鍵を返すためだけに、千年にも思える時間を駆け抜け続ける千代子の狂気とも取れる思いの深さにじんとくる。
劇中何度も登場する14日目の月。ラストで千代子は「
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.5

これぞ永遠の名作。どんなに不幸に打ちのめされても強く生き続ける主人公、スカーレットの壮大な物語でした。
彼女は酷く自己中で我儘な女なのだけれど、何事にも真っ直ぐで生きる情熱に溢れている。「神に誓います
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オクラホマ!(1955年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

終始すごいシンプルなストーリー。なのにやたら長い。
雑に言えば陽キャ2人組の面倒な恋愛劇に巻き込まれた陰キャの話。
ヒロインの家のお手伝いとして離れた小屋に住んでるジャッドが終始キモい野蛮人として除け
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

既に10回は見た良作。映画館に何度も通ったのはこの作品が初めて。

ジョーカーと聞けば、悪のカリスマでバットマンの最凶最悪の宿敵。
なんだけど、この世界線のジョーカーはごくごく普通の男。でも、どこか計
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ピノキオ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーの実写化は絶対にアニメ版を越えられないとは分かっていても、ゼメキス監督なのでそれなりに期待してた。
けど、やっぱり超えれないよね。

プレジャーアイランドでピノキオが一切悪さしないの解釈違い
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

スパイダーマンで有名なトビーマグワイアだけど、彼を知ったきっかけは意外にもこの作品。
すんごい金持ちで毎晩パーティ開いて煌びやかで華麗なギャツビー。その正体はとても謎めいていた。そんな謎の大富豪と偶然
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.5

同性愛者の物語と言うより、父と子、家族の物語という感じ。
全編通して胸糞悪いシーン多いのでズーンと気分は下がるけど、最後は救いのある終わりでスっとなる。
ジャレッドがお父さんに「僕はゲイで父さんの息子
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.7

これぞウッディ・アレンな映画。
後味悪くてドロドロなメロドラマ。彼の映画に出てくる男女皆不倫してる気がする。
でも愛ってそんなもんで、人間って意外に酷いこと平気でしてしまう。倫理的には間違ってても、愛
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.8

マーブルチョコレートのようにカラフルでとびっきり甘くかわいい。
双子の姉妹のソランジュとデルフィーヌの歌に引き込まれ、クルクル回る度に見えるピンクや黄色のプリーツのスリットがとても素敵。
登場人物ほと
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ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ(1942年製作の映画)

4.0

何となく濱田岳に見えてしまうキャグニーが歌って踊ってアメリカ魂を見せつけてくる映画。耳に残る曲が多くて、見れば見るほどアメリカへの愛国心が湧き上がってくる。個人的にはアメリカの歴史を歌とともに辿ってい>>続きを読む

ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.5

ガブリエル・デイモン目当てで鑑賞。
前作を見てから随分経っていたけど、普通に面白かった。ストーリーが面白いというより、時折入るコミカルなシーンや荒廃した近未来のデトロイトの雰囲気が好きだった。とにかく
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ニュージーズ(1992年製作の映画)

4.8

京本大我がバラエティで宣伝してる時に初めてこの作品を知ったのですが、ストーリーにひかれず、プラスで見つけた際も放置してました。
が、見てみると最初の歌で引き込まれ、その後もグングンと沼にハマっていきま
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スウィング・キッズ(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1939年のハンブルクを舞台にスウィングをこよなく愛する若者と、彼らを取り巻くナチス、それによって引き裂かれていく友情を描く。
主なメンバーはピーター、トーマス、アーヴィッド。(あともう1人金髪の青年
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.6

ディズニーは南米を描くのが本当に上手。ラテンアメリカの旅然り、三人の騎士然り…
魔法使いの家族の中で唯一ギフトを授からなかったミラベルは日々劣等感に苛まれつつも、家族の一員であることを誰よりも誇りに思
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南部の唄(1946年製作の映画)

4.8

差別云々で封印されてしまった名作の1つ。端的に言えば、賢く優しいリーマスおじさんと田舎にやってきたジョニー少年の心温まる物語。

ちなみに勘違いされてるようだが、舞台は南北戦争直後なのでリーマスおじさ
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

4.8

幼稚園の頃から狂ったように観てた大好きな作品。高校生になった今観ると、新しい魅力に多く気づく。アリスは子供にしては冷静で論理的な女の子で、ふしぎの国では常識なんて皆無に近くて、みんなイカれてる。普通に>>続きを読む

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

4.8

情熱は一人前の新鋭劇作家の新たな劇をめぐって、1920年代の波乱のブロードウェイを舞台に色濃い人間模様が描かれる。
ウッディ・アレン作品によく出てくる黄金時代とマフィアのオシャンティな掛け合わせは、シ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.8

ゴダール作品は難しいものが多いけど、これはストーリーがわかり易くて、何より赤や青などの色が印象的で可愛い作品♡
登場人物達は面倒くさい性格の変わり者ばかりだけどどこか憎めなくて、愛嬌もある。お洒落で可
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

80年以上前の作品とは思えぬ、現代社会にも通ずる強いインパクトとメッセージを残した怒涛の名作。
本物の身障者が演じる映画はなかなかないだろう。そういう意味でもこの作品は珍しい。
映画に出てくる様々な奇
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.0

このタイプの映画は初めて。映画と言うよりかは、ゲームだけどゲームとは少し違う中間の狭間にいる。
主人公の精神が崩れていく様と、現実と幻想の区別がこちらもつかなくなってくるのは恐怖のたわもの。
途中のと
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星の王子さま(1974年製作の映画)

5.0

ミュージカルにする必要あるかと思ったものの、いざ見てみると一つ一つの歌が、原作を彩っているとわかる。
みんなブロードウェイなどでも有名な俳優達が歌を歌っているので、その歌唱力に圧倒されてしまう。
一人
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