高澤奏

アビスの高澤奏のレビュー・感想・評価

アビス(1989年製作の映画)
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深海版、未知との遭遇。

原作はキャメロンが高校時代に書いた短編小説。俺らが日々、学校を休むための仮病を試行錯誤している間にも、キャメロンは仮死状態を利用した深海からの脱出方法を考えていた訳だから、神様はちっとも平等じゃない。

遭難した潜水艦の救助をするため、採掘基地の荒くれ作業員たちが海の暗黒世界「アビス」へと旅に出る話なんだけど、いつの間にやら謎の光に包まれてあれよあれよとアカデミー視覚効果賞も受賞しちゃうって話。
171分の完全版でわざわざ追加されたと言われている津波の出戻りシーンには笑った。正直に言うとあれでキャメロンの事を好きになった。

あと今回のマイケルビーンは殆どミスタービーン。終始トラブルメーカー。青年戦士カイルリースの面影は無く、最後はターミネーターに乗って深海の彼方へ。
高澤奏

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