戦争と人間 第一部 運命の序曲に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『戦争と人間 第一部 運命の序曲』に投稿された感想・評価

斜陽の日活が総力上げて完成させた戦争大作。ロマンポルノ路線に移る直前、代々の在籍スターを総動員したキャストの壮観さと山本薩夫監督の侵略拡大する戦争の狭間で翻弄される人間を見詰める冷徹で重厚な演出。日…

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
山本薩夫監督の『戦争と人間』三部作一作目。セピアのような独特な色彩と山のように多い登場人物を捌くその手腕には恐れ入った。

山本薩夫監督は初見。名…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

山本薩夫監督の未見作だったので観たが、全編にわたって山本薩夫監督らしい骨太な映像がワイドに映える超大作。原作は五味川純平。
本作は、3部作から成り、全編9時間23分の映画なので、なかなか観られず、よ…

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日活が一般映画の製作を縮小させていくなかでつくられた「戦争大河超大作映画」。1970年にこの第一部が公開され、以後、73年までに「第二部愛と悲しみの山河」、「第三部 完結編」が公開された。第一部だけ…

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例えばオリバー・ストーンにもその傾向があるが、左翼系監督が自身のイデオロギーと相反する悪漢を登場させた場合、皮肉にも悪役として突出して魅力的に輝くケースが多い。
本作では滝沢修がそれ。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.5

長編にも関わらず、飽きることなく見ることができる。
比べるのはおかしいかもしれないが、『人間の條件』より断然おもしろい。辛く苦しい残酷なシーンが『人間の條件』よりもかなり少なく、様々な社会階層の人間…

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glee8991

glee8991の感想・評価

4.5
記録。 2021-4

3部作の1作目。日本の戦争へと進む時代が描かれている。

財閥はこんな感じだったんだろうなぁ〜と思いながら鑑賞した。
temmacho

temmachoの感想・評価

3.5

日本が日中戦争へ至る道筋を新興財閥の満洲利権とその関係者を中心に描く、3部作9時間超の戦争大河ドラマ。

〜貧乏が悪いんだ!

中国・満洲の開拓により貧困に喘ぐ日本国民を救うため、共産主義…

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panda

pandaの感想・評価

4.0

信じるなよ。
男でも女でも思想でも、本当にわかるまでは。
わかりが遅いことは恥じゃない。
後悔しないためのただ一つの方法。
言葉やすることに裏表がないかをよく見ること。

伊藤孝雄さん演じる標拓郎の…

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Kazu

Kazuの感想・評価

4.0

人間の條件を10年前に鑑賞し、いつかは見ないと、と思っていた作品。

教科書では数行で説明されている日露戦争後の日本。
勝利したと粋がっている日露戦争も実際にはイギリスの思う壺といったお粗末さ。

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