ジプシーのときに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「ジプシーのとき」に投稿された感想・評価

スニフ

スニフの感想・評価

4.0

ロマの集落で暮らす青年が後に悲惨な人生を辿る話だけど陽気で喜怒哀楽のはっきりしたロマの人々と音楽、エネルギーに満ち溢れた凄い映画だった
主役のベルハンは優しい青年の冒頭から裏社会に手を染めてしまった…

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ジプシーの青年の成長とともにジプシーの生活や社会をエネルギッシュに描いた、私の人生ベスト級に大好きな『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツァ監督作品。

この監督の作品はどれも生に対する強い…

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犬

犬の感想・評価

3.7

七面鳥

ユーゴスラビアのジプシー村で家族とともに暮らす少年
彼が成長していく姿を通して、流浪の民ジプシーたちの生活を美しい映像でリアルに描いた傑作ドラマ

変わった人たち

家族

それぞれ
人間…

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missu

missuの感想・評価

3.8
クストリッツァーの作品は必ず涙が出てしまう。なぜだろう…苦しみや悲しみの中にも、生きる希望とゆうか人生の愉悦を覚えるからなのか。

 クストリッツァーの放つ色彩感覚やセットの感じとか好き
saeri

saeriの感想・評価

3.8
不思議な空気が漂う
序盤で乗り切れないと相性が合わないと思ってよし
どこにも落とし所がないけどなんだかボーッと観てるだけで満足するそんな作品

①哀れ!七面鳥の末路・・・いいキャラしてたのに
②“役に立たない”超能力・・・最後にそう来たかぁ
③おばあちゃんの“リンゴ飴”・・・えっ、日本のお祭の屋台だけかと思った
すみません、観ればわかります…

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このレビューはネタバレを含みます

陰鬱な展開の反面、詩的な画と音楽によって気持ちがかき乱される。
人を信じ裏切られ、人を信じず状況が悪化する。差別的な扱いから犯罪を犯すことによって徐々に社会から断絶していく展開はジプシーとして生きる…

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eiga

eigaの感想・評価

4.0
イメージの暴力。
ある意味中哲的。

人を信じられないことによる連鎖的な悲劇。
では、信じられたか?
「信じられない」という根源的な問題が
民族の分断の原因、か。
『アンダーグラウンド』と比べて、カオスの様相を呈しているシーンも多く、よりお伽話色が強い印象。
とはいえ、『アンダーグラウンド』程の衝撃はなくどうしても物足りなさを感じた。

主人公が悪い大人とかに翻弄される感じとか時折挿入される魔術的描写、あとダイナミックな撮り方も含め色々とアンダーグラウンドのプロトタイプのような作りとなっていて、凄く好きってものでもなかったけれども個…

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