チャッピーのryotaのネタバレレビュー・内容・結末

なんだこれ、すごい面白かった！AIの進化をテーマにした映画はたくさんあるけど、コメディにも悲劇にも見える劇映画としてすごくよくできてて、ちょっと感動までします。

とにかくこのチャッピーの動きがすごい。とてもCGとは思えないくらい自然で映像に馴染んでます。だからつい、感情移入してしまうところもあるのかな。完全AIとして誕生したチャッピーが色々なことに巻き込まれていくんですけど、なにしろ生まれたてのAIだけに純粋なわけで、さまさまな思惑で動く人間に振り回されていくのがどうにも切ないです。でも、ロボットだけにパワーは絶大でアクションも派手。バッテリーが5日（？）くらいしか持たない、不良品ロボに意識を入れたから結局は寿命に決まっていて、それまで（死）までの彼の人生を観せていく流れがすごくいいです。ちょっと乱暴な作りではあるものの、ものすごい才能を感じる映画でした。確かに「第9地区」も良かったもんな。気軽に見れて、可愛いとも思えるチャッピーが切なくて、とても面白かったです。

ヒュー・ジャックマンとかシガニー・ウィバーとかキャスト凄すぎ。こんな映画なのに、ちっとも存在知らなかった。ちゃんとPRした方がいいですよ、マジで。