「大切なのは身体じゃない。
脚でも、肺でもない。
心だ。魂だ。」
何ものに代えがたい勝利と栄光に固執し、掛け替えのないものを棄てる、本物のヤク中チャリンコストーリー。
決して大傑作とは言えないが、…
映画の冒頭、主人公が勝利するには熱望と野心、そして強い肺や脚力よりも心や根性が大事ということを説いていたが、その心が黒く染まっていたら、それは正しいと言えるのだろうか?
25歳の時にガンが発症し、そ…
ツールドフランス開始の、7月3日に公開とは恐れ入る。
7連覇したランス・アームストロングが組織ぐるみでドーピングをしていたことの映画化だからだ。
オープニングのモノローグで、主人公は、自転車競…
切り立った崖の急カーブ、そこに作られた急こう配な上り坂を走る男の神々しいまでの背中。偉大な競技ツール・ド・フランスは真夏のフランスを23日かけて一周する世界最大の自転車レースとして知られている。映…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
良作!自転車競技のツールドフランスで7連覇した選手の話。主人公の勝利への執念と常習化したドーピングの実態がすごい。競技の協会も最終的にグルになっていたり、セリフで「180人のドーピング選手」と言って…
>>続きを読むこの作品はドーピングというものの現実を隠すことなく、描いている。
あり得ない肉体への負荷が現実に、しかも医者の手で行われたことに愕然とするし、ドーピングがいとも簡単に安易に行われることやその裏側の異…
主人公アームストロングの栄光と失墜をストーリーだけでなく、表現の全てで見せたような内容でした。
ラストカットがとても印象的。
また、ジャーナリストウォルシュ役のクリス・オダウドの演技が光っていたと思…
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可もなく不可もなく。
つまんなくはないけどおもしろくもない。
邦題が悪いのか?
疑惑も何もドーピングしまくってるのを誤魔化して優勝しまくる話。
レースの映像は実際の映像と役者の映像を交互に使う…
【疑惑のチャンピオン】
★★★★☆4/5点。
7月2日鑑賞。2016年 100本目。
#2016映画メモ
今年100本目の作品はルイス・アームストロングの
栄光から破滅へ駆け抜けた人生を映…
STUDIOCANAL S.A.