三島由紀夫の、同名エッセイが、三島由紀夫作品でNo.1なのです。
まさか、映画があるとは!!
冒頭とラストに本物の三島由紀夫が、コジャレた雰囲気で、登場。
中身は、入れ替わりドタバタコメディですが、…
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三島の作品が知りたくて鑑賞したら、まさかの本人登場。それも良い演出で、思わずセリフをメモしたくなる。テーマの提示の仕方としても、映像の展開や音楽を含む作品としても、両方が良い。
「道徳とは、檻なん…
197 2020/11/21 新文芸坐
最高!道徳教育を巡るドタバタコメディ。
オープニングタイトルのアニメ、設定、展開、伏線回収、セリフ、よく練られた見事な脚本、テンポ良い演出、音楽の使い方、美…
モデル道徳市なんて気持ち悪りぃ。
舞台の山城市はそんなことなくて人間らしくて好きになる。
何よりも三島由紀夫本人が出てくる。最初と最後おそらく10秒くらいなのだが、1番印象的だ。というより、本編…
三島由紀夫切腹記念日鑑賞。
もしかして、入れ替わってるー!!!???
始終馬鹿馬鹿しく、滑稽で
ふんぞりかえった教養らしき何かに
ヤクザキックを喰らわしてケタケタ笑ってるような。不道徳という最強の道…
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「三島由紀夫 文学と映画」特集より「不道徳教育講座」(1959年)を鑑賞。
ちなみにこの日は、三島の命日。
刑務所を出たてのヤクザがかつて裏切った仲間に追われたため、寝台列車で寝ていた瓜二つ…
不道徳があるがゆえに道徳があるということを現した三島由紀夫のコメディ作品。ダイレクトなメッセージングはしないので、作品の中で考えさせられ、三島由紀夫の考えていることを考察しながら映画の節々から感じる…
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2020年11月21日 新文芸坐で
・エリート役人と入れ替わった不道徳なチンピラ男が田舎町で巻き起こす大騒動。をメインの話にしつつ、村に住む人々の、主に欲望についての群像劇だったように思う。
・村…
我々の思う道徳とは何か、そして不道徳とはなにか。コミカルかつシニカルに問いかける一作。
50年代から60年代にかけての、ピンクパンサーやチャップリンを思わせるような茶目っ気たっぷりなテンポで物語は…