「アニメならでは外連味を受け入れられれば」
シンプルに多くの人が感動できる作品だとは思う。
主人公を突如襲った「死」との対面を幽霊との出会いで展開していき、様々な人との出会いから、「死」と向かい合っていき、成長していく。
あるあるな物語ではあるが、誰が観ても嫌な気分にはならないであろうストーリー。
個人的に星3だったのは、作品タイトルにもあるように、主人公が小学生だということを最後まで飲み込みにくかったせい。
これは、アニメならではの外連味であって実際にはありえないことだし、主人公の性格や行動、生き様自体が普通の12歳の小学生ではない。
このありえない設定を飲み込められるか、はたまた無視できるかが、鑑賞のポイントだと感じた。近年のアニメ作品に慣れている人は問題ないとおもうが。
どうしても高校生くらいを想定して観ている自分がいた。この乖離が最後までずっと頭から離れず違和感を感じっぱなしだった私の負けではある。
なので、誰にでも受け入れられるであろう王道ストーリーだが、私にははまりにくかった。星3.0
