Yumyum

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのYumyumのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

良かった。

マーベル、DCの一部+アベンジャーズシリーズ(というのだろうか)+ディズニープラス系のオリジナルシリーズ等を全く観ておらず、唯一スパイダーマンシリーズは歴代観てきた人間なのだが楽しめた。

歴代スパイダーマンシリーズ+ヴェノム1、2とドクターストレンジ1だけ観る、でも楽しめる。(自分がそれ)あとキャプテン・マーベル。

歴代スパイダーマンシリーズにでてきた敵との共闘や再戦があるため、歴代スパイダーマンシリーズだけでも観ていると「懐かしさで泣ける」

特にアメイジングスパイダーマンだけでも観ているとラストバトルのMJ救出シーンだけで号泣できる。
自分は配信で視聴して、そのシーンで色々込み上げてしまって一時停止し、暫く泣いてしまった。

このスパイダーマンシリーズは歴代スパイダーマンシリーズに比べてコメディ要素が多く、また未成年のスーパーヒーローを「未成年扱いして大人が守る」をしてくれるので安心して見れる。ただの布を縫ってた時代のスパイダーマンではなく、このスパイダーマンシリーズはスーツとかハイテクかつ安全仕様なので。

あと「悪いやつなのは専門的なメンタルケアが必要だからかも」「悪いやつなのは自分の意思で悪になるのではなく、なにか原因があるのかも」という「悪いやつは悪いから悪い」みたいな短絡的なバイアスを否定してくれるのもありがたい。

よく「最終的に自分をふるいたたせてくれるのは過去の(努力してきた)自分」という言葉を耳にするが、それがピッタリはまる映画だと思った。
マルチバースだから正確には「過去の自分」ではないけれど、「あらゆる世界線の苦しい過去を経験してきた別世界の自分」に互いに励まされるピーター(3人の)姿にジーンときてしまった。

メイおばさんの退場が悲しかった。
どのマルチバースのピーターでも親しい人間の死が必要なの?と辛くなった。だれも死ぬな…
Yumyum

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