🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-275
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋とっても眩しくて、とっても瑞々しくて、岩手県一関市に住む中学校三年生のユナの中学最後…
このレビューはネタバレを含みます
こういう映画、個人的にとってもツボ。何が面白いのかは良く分からないのだが、いつまでも観ていられるような優しい時間がそこには流れているのである。
本作はフィクションのような、ノンフィクションのような…
蒼井優の『たまたま』以来の小松真弓監督作。
岩手の田舎町の文化を地元の人を使って撮影されたので、まるでドキュメンタリーのよう。
皆さんもちろん演技は素人なんですが、なんだろう…この胸の奥に響くリアル…
まもりたい。抱きしめていたい。
そんな映画。
本当に期待を裏切らなかったので、今のところ、今年のベスト。
演技指導もあったのかわからない、どこまでがフィクションかわからない。
しかし、リアルが最高の…
心が洗われるというかなんか不思議な感覚になった…
田舎暮らしを覗き見てるというか、自分もこの村の一員になって物語が進んでいく感覚
餅をメインに話が進んでいくのかと思ってたけど、恋愛、友情、家族、村…
ファーストカットと終盤、主人公が撫でられるおじいちゃんの手の質感で泣きそうになる。記録することと残すことのなかでいかに美しく瞬間を切り取るのか。人生ベストにはいる『たまたま』の監督だったから観たけど…
>>続きを読むまるで出汁のような映画だ。
透き通っているんだけど、とても味わい深く、そして丁寧な気持ちがそこにあるというか…日本人の根っこにあって昔から続く(受け継いでいる)部分をとても感じた。
お話は地味な…
この映画をどのジャンルに置いたらいいのか解らないが
物凄く質の高い自主映画であろうか
役者さんは多分全て素人
地元の人、そこにリアルに住んでる人である
ドキュメンなのか
モキュメントなのか
再現…
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