戦後苦労したもののカメラ会社の社長となっている男、同じ会社の部長を努める息子、そして小児麻痺の影響で少し言動がおかしい娘を中心に、長男の愛人たち、男がかつて下宿した家の娘などを絡めて、愛や幸せの形を…
>>続きを読む男性陣のクズっぷりにこちらが気後れしてしまう。こうなると女性陣を応援してしまう。そうよ、これは女性解放を謳う物語なのよ。少々強引なラストもこう解釈すると納得できる。
北原三枝めちゃくちゃ綺麗、当時で…
三橋達也の不人情さと北原三枝の悪女っぷりの相性もさいこー。とくに電話をつかったとこいいー。汽車に乗る父の森雅之に握手を求めるいづみちゃん。壺の柄のカーディガン、モノクロだからかとってもかわいい。新珠…
>>続きを読む仙台短篇映画祭にて、岸野雄一さんによるティーチイン付き上映。ごく短い挨拶の後にまずは鑑賞、のち40分の解説という内容でした。
例によって作品情報を一切インプットすることなく臨みましたが、タイトルバ…
かなり良かった。
川島雄三の堅実な演出が冴え渡る愛憎群像劇。
しかし三橋達也ってバカ息子とか人非人をやらせたら右に出る者はないな。黒澤作品でも嫌な奴やらせたらピカ一の存在感を放っとった。見とって…
このレビューはネタバレを含みます
川島雄三監督、同監督作品では「しとやかな獣」に次いで好きな作品となりました。
風船というタイトルが存在感を増していくストーリー展開がたまらない。
川島雄三監督には「しとやかな獣」のような痺れるカ…
三橋達也はクズ息子が似合うなー。仕事全然出来なさそう。森雅之がいちばん真っ当な人物で、人情?ではなくて人として当たり前の倫理。京都のシーンはご本人込みでいろいろ美しい。あんな老人になりたいものだ。大…
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