このレビューはネタバレを含みます
体感、3時間とは思えないくらいあっという間に終わってしまった。
この後どうなるん!?がずっと続くから飽きる暇がないんだよね。
「なんでボーはこんな酷い目に遭い続けるんですか?」って疑問に思ってたけど、全て母親の掌の上だったわけで。
鑑賞中の半分くらいは笑いながら観てたな。ブラックだけどなんかオモロいんだもの。
部屋に雪崩れ込んでくるヤバ人たち、明らかに様子がおかしい一家、森の劇場と突然の襲撃、腹上死、そして屋根裏のチ◯ポモンスター。
細かい点で考察の余地はあるのかもしれないけれど、極端な話、母親の顔色を伺ってしか生きられない、アダルトチルドレンの話でしかないと思うんだよな。
母と息子の不健全な関係性は他人事ではないので、この作品については特段、疑問はない。
まぁ当事者にとっては"閲覧注意"作品だと思うから、アリ・アスターお前…!って感じだけども。
映画としてはめちゃくちゃ面白かった。
不健全な子供時代を引きずっている人にとっては笑い事ではない作品だと思うので、非常に注意が必要かな、と思う。
ホアキンの演技はマジで神がかってたね…。適役どころではないレベルでハマってた。