Nomad
人は放浪をやめ定住するようになり、文明を得て没落してしまった。
が本当かはわからないが、何かを得て何かを失ったのだろう。
紀行作家ブルース・チャトウィンを追う友人であるヴェルナー・ヘルツ…
彼は魅力的な人物だったに違いない。
私も、ブルースチャトウィンの足跡を辿りたくなったもの。
アボリジニの神話、胸に沁みてしまった。
私の生きる見てる世界の小ささ浅さに、落ち込んでしまった。
「世界は…
【時間的支配から抜け出せない旅】
岩波ホール最後の上映作品『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』が公開された。本作はヴェルナー・ヘルツォークが「パタゴニア」の著者であるブルース・チャトウィ…
よく分からないに尽きるんだけど、先住民の写真は見ていて楽しいし、知らない映画の撮影裏話は聞いていてビックリする。
字幕が何の脈絡もなくあっちいったりこっち行ったりするのが死ぬほど見にくかった、なに…
岩波ホール、最後の上映作品でヘルツォーク監督作品。
ヘルツォークのドキュメントは初めて観たが、フィッツカラルド等の様なのを期待して観てしまったのは間違っていた。
また、作品とは関係ないけれど、左隣の…
うたた寝をした
作家ブルース・チャトウィンの軌跡を
ヘルツォークが追うドキュメンタリー
インタビューアーにあたるヘルツォークは、チャトウィンと交友があり、旅先を共にしていたこともあったそう
そ…
チャトウィンのファンなら大満足だろうけど、一冊も読んでないわたしでも楽しめた。
旅する小説家チャトウィンの足跡を辿りながら、彼が惹かれたパタゴニアとオーストラリアの雄大な風景と先住民文化を覗き見る。…
人が物語を創り出すのではなく、
その土地が物語を紡ぎ出す。
そんな言葉が浮かぶ映画であった。
チャトゥウィンの生は、
純粋な好奇心によって突き動かされていた。
たった一つのものに、
広大な物語を…
チャトウィンが「殺してくれ」とヘルツォークに懇願したときの、この監督が取った行動があまりにも美しい。世界は、歩いて旅したときにはじめてその姿を現すのだという。森林のなかをカメラがゆっくりと、徒歩のス…
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