このレビューはネタバレを含みます
正直正当防衛を主張すればなんとかなりそうでは？と思わずにいられなかった事件。新任の警察官真一郎が島のためと思い「死体を隠そう」と提案する事からダラダラと膿が出てくる。
原因が除去されなければ菌は消えない様に、死体隠しはただのキッカケに過ぎず、カサブタになりきれないまま事態は悪い方へと転んでいく。
ただ最初の被害者であるおじさんは圭太に元受刑者の採用を事前に相談していなかったのか気になった。幼い娘がいるところに女性関係、それも性関係で犯罪を犯している人間を連れて行くかね？とまず疑問。
圭太たちも不審者に対して警戒する気持ちはとても分かるが過剰に反応し過ぎていて、なぜ殺したことを隠さなきゃいけないのかと一瞬思ったけど島おこしの大チャンスが訪れていてその全責任が圭太にあるとなったら隠すって選択になるんだろうか。
全体的にちょっと弱い印象が残るけど頭を使わずに見られておもしろかった。
