山田

死刑にいたる病の山田のネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初の拷問シーンで「これは無理」と母からストップがかかった映画でした。
痛々しいシーンが多く、それを阿部サダヲさんが淡々とこなしている。昼間は善良な一般市民の顔をして年下からも年上からも慕われている存在が、実は連続殺人犯だったなんて。
正直鑑賞していてあのパン屋さんには通いたいと思った。パンは美味しそうだし、店主も店内も穏やかで良い。
最後の犯行だけは自分の犯行ではないと言い張るハイムラ。突き動かされる様に調べ始める雅也。
ストーリーも停滞する事なくサクサク進むのでずっと前のめりに見てしまっていたけど、さすがに灯里が血を舐めるシーンは意味がわからなくて引いちゃったし、雅也が黒い感情に取り憑かれてる時は「ハイムラに影響されちゃってる」とゾワゾワした。
雅也の母親も「お母さん決められないもの」とビールを追加するか、物を捨てるかすらも判断できない人で、雅也を取り巻く人物たちに嫌悪感が凄かった。

最後の展開にゾッとしたんだけど、ちょっと謎が残ってしまったので考察や皆様の感想を拝見して理解していきたい。
山田

山田