わらじさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

-

映像が面白い

お寺でかやが無限に落ちてくる幻みるとこが好きかな

お岩と按摩の人が化けて出てくる最後の30分くらいがみもの
それまではこれでもかというくらいひどい話
最後のカタルシスに持ってくまでの
>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

-

最後のシーン、等々力警部も金田一も、そんなこと言うのめずらしいやん

話全体もまあ、お決まりの型がある中で今回はそこが違うんだ〜みたいな感じ

いろいろと奇妙な映像編集も定番になってきた
突然の画面分
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

-

ヴィゴ・モーテンセン、クローネンバーグ作品でお馴染みになってるしマハーシャラ・アリはムーンライトが良かったので個人的にとても嬉しいキャスト陣

黒人差別と、移民としてのイタリア系白人への差別が別々にあ
>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

-

悪魔の手毬唄が俳句になっただけでは……?とも思ってしまう、良くも悪くも「型」がみえてきた3作目鑑賞

やっぱり事件が解決するまえにちゃんとたくさん人が死ぬ
金田一は第二・第三の殺人を防ぐということはし
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

-

シャロン・テートが殺害されなかったら…のifの世界を描く

売れたけど落ち目のリック・ダルトンみてるとこの後ろにはラ・ラ・ランドの人とかアンダー・ザ・シルバー・レイクの人とかが控えてるんだなと思うとハ
>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

-

配信が終わると聞いて大晦日に鑑賞

「ブレンダに聞いてみる」エンドはヘテロロマンスでハッピーエンドをむかえがちな(主に)ハリウッド映画へのアンチテーゼって感じだった

映像に映ってないところでなんか重
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

-

スラッシャー映画でふざけて殺される若者グループをみて、なんかスカッとしてしまうこともあるけれども、その不良がどう生きてそうなったのか、背景をみてちゃんと感情移入したら普通につらいわ…のやつだった

>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

-

みるの2回目だけどあんま覚えてなかったので(途中で思い出したけど)純粋に犯人探しも楽しめた

最後の方にわかる事件の発端となる出来事がいろいろひどすぎる話
金田一、結局事件は解決するけどそれまでにだい
>>続きを読む

怪談累が渕(かさねがふち)(1960年製作の映画)

-

登場人物が9割悪人ですごい

これ日活ロマンポルノだっけ?(10分に1回程度の頻度でセックスシーンがあるため、けっこうひどいレイプシーンもあるので注意)と思ったらこれが大映と日活で設立されたダイニチ映
>>続きを読む

私はゾンビと歩いた!(1943年製作の映画)

-

ロメロ以前のゾンビ映画

ヴァル・リュートン製作映画をはじめて鑑賞
アメリカで活躍してた時期がちょうど第二次世界大戦中だったこともあり日本での知名度は低め

不気味な質感の映像、物語の運び方がうまくて
>>続きを読む

緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

-

任侠映画、悪者が洋装がち
これからは新しい時代だ、といって資本主義をかかげ仁義を忘れる…的なキャラクターが多いからかな

藤純子主演といいつつ高倉健映画なのでは?というほど一番のピンチを切り抜けるとき
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

-

しみじみ良かった

この世界線の水木は腕を失っていないのか
水木しげるの妖怪図鑑とかにはだいぶお世話になってるのに鬼太郎の原作マンガ全然よんでなくてアニメも追ってないのでそこらへんの設定はわからん
>>続きを読む

日本侠客伝(1964年製作の映画)

-

ヤクザ/任侠映画いろいろみてみようキャンペーン

マキノ雅弘好きなんだけど時代劇ばっかみてたので任侠映画は初めてみたな、
マキノ雅弘の自伝で、本人がリアルの渡世人のことをよく知ってて、抗争してるだけじ
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃおもしろかった!

ホモソーシャルど真ん中、権力誇示の衆道描写を過剰で馬鹿馬鹿しく描いてて(でも光秀は村重を切り捨てないで一応生きる余地を残してたのでそこは単なる権力絡みではないのか?考え
>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

-

試写会で

映像が良かったり、ウルっとくるシーンがあったりしたんだけど、全体的にはなんか納得いかない鑑賞後感

ドクロがパンダになっちゃったのがほんとなんか残念だった
一緒にみた人と、キャラそれぞれへ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

原爆に関する描写がすごいひどいから日本公開されないのかなと思ったけど、思ったほどではなかった
実際の被害に似た状況をうつさず幻想とかでやったり、オッペンハイマーがいなかったら原爆はなかったかのようなと
>>続きを読む

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

-

これレイプとかの性被害とかモラハラとかの精神的な被害にあったことある人のために注意書きあった方が良いんじゃない?みたいな話だった
ホラーはまあそういうの多いけど廃墟巡りの人の話の時のヤバい男のPOV視
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

-

原作が本当にすごかったので

原作の文章の密度というか、ちょっとした感情の揺れを映像に翻案するのはかなり難しかったと思うけど、映画としていい感じにまとまってはいた
やっぱこういうのは数人エピソード薄く
>>続きを読む

雪之丞変化(1959年製作の映画)

-

何回も映画化されている雪之丞変化のマキノ雅弘版

1人三役はすごい
けど雪之丞のスター性(?)がいまいちな気も…
闇太郎の方が良いキャラしてたような
でも口説くお初を振り払って船で帰っていくところは良
>>続きを読む

早春(1956年製作の映画)

-

淡島千景の出演作をたくさんみようの会を開催してる
私が

だいたい70年くらい前だけど、通勤って今も昔もあまり変わらずストレスフルだな…

「今が一番いい時なのかもしれないねぇ」というキラーフレーズ、
>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

-

これって原作ヴィクトル・ユゴーなのか
どうりで(?)辛い話だ
この嫌な方向に運命が動く感じが

それでもディズニー版は一応ハッピーエンドになっている

映像がダイナミックですごい
最初のフロローが石像
>>続きを読む

ラ・ヨローナ ~彷徨う女~(2018年製作の映画)

-

マイケル・チャベスの方と間違えたことがきっかけでこちらもみることになったんだけど、みて良かった
ホラーストーリーという形をとってはいるが、長く続いたグアテマラの内戦とその後、虐殺の罪で裁かれた元将軍に
>>続きを読む

火の山のマリア(2015年製作の映画)

-

グアテマラに暮らす先住民のマリアが主人公
結婚することが決まるも、変えられない自分の運命をどうにかしたいと思い…という話

マヤの遺跡のことやスペイン人が最初にやってきた頃の歴史とかは知ってるけど、現
>>続きを読む

悲情城市(1989年製作の映画)

4.0

日本の占領が終わったと思ったら次は中国の支配が待っていた…という台湾の苦しみの時代を生きた兄弟とその周辺の人々を描く物語

監督がインタビューで言っていたように、歴史を壮大に描くというよりは人々の暮ら
>>続きを読む

デモンズ(1985年製作の映画)

-

この物語は謎の石仮面にまつわる数奇な運命を追う冒険譚である
…ってジョジョが始まるかと思った
むしろどちらかといえばジョジョがこれにオマージュ捧げてる方

脚本、編集のとっ散らかりようがすごいけどなん
>>続きを読む

ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

-

ピンヘッドの気品がまったく無くなっていたので終わりです
それがなかったらこの映画の個性半分以上きえる
普通のモンスター集団vs人間になってしまう
快楽の美学がなさすぎ
ただグロやればいいと思ってるだろ

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

いやーめちゃくちゃ良かった
けどホラーとしての面白さというよりはサイキックアクション映画としての面白さが強い
異界の者たちと味のあるCGとかは過去作の方が豊富

いつものコワすぎの部分もあるしパワーア
>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

-

微妙だった…

映像にお金はかかってそうなんだけどな…リッチな韓国映画の質感あったけども…
ジャンプスケア多用なのはまあ良いとしてそこまでの引っ張り方を工夫したりとかもっといけたんでは

脚本に要素を
>>続きを読む

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

-

ジュリアってそんな悪女な感じだったっけ?もっとなんか複雑なパーソナリティだった気がするんだけど…
悪女と無垢な少女の対立みたいな単純化しすぎてない??みたいなことを思いながらみてたけどジュリアがキルア
>>続きを読む

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

-

千年パズル?て思ったけどぜったい遊戯王の方があとだわ

こんなにもインパクトのある造形のキャラクターたちが出てくるのに意外と人間のドロドロ部分がフォーカスされてるんだな
古典的ハリウッドばりにヒロイン
>>続きを読む

ホワット・アバウト・チャイナ?(2022年製作の映画)

-

やりたいことはわかるし賛同する部分もあるけど、つまらないと感じてしまった

映すものに対して「どうしてもこれを映したい」という思いが感じられず…感覚的な話になっちゃうんだけど

あとパソコン教室で初め
>>続きを読む

ニッツ・アイランド(2023年製作の映画)

-

全編ゲームの世界内映像なの、ほんとうにすごい
こういう映画の撮り方ができるようになったんだな
すでにゲーム内キャラクターという役を演じてる人たちにドキュメンタリーとしてインタビューするという構造もあた
>>続きを読む

アンヘル69(2022年製作の映画)

-

ホラー映画の死を撮ろうとしたら監督本人とその周りに現実世界の死が迫ってきてしまう
死が近すぎる………

感想まとまらないけど圧倒された

三人の女たち(2022年製作の映画)

-

山形国際ドキュメンタリー映画祭で

ウクライナの辺境の村に住む人々、特に3人の女性に焦点をあてたドキュメンタリー

良かった

同じく映画祭で上映していた『東部戦線』もみると現在のウクライナの異なる(
>>続きを読む

ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

-

現代(当時)版オペラ座の怪人

そうはならんやろ、みたいな謎のスピード感で物事が進んでくけど、それが映画全体のテンポ感を良くしてもいる
あとは全部悪魔のせいだから〜と言っとけばなんとかなるし

カリガ
>>続きを読む