初鑑賞。
風刺のはずなのに、何をどう風刺してるのかが分かるようで分からないのが良かった。ダメなところも味わい深いし、キタノを演じるビートたけしを愛でるだけでも価値があると思う。不気味で怖くて可笑しくて>>続きを読む
主人公が抱くはずの罪悪感で起こるドラマとか、少年の能力の意味とか、いろいろ弱いなと思った。クリーチャーもっと見たかった。
美術は流石。
錚々たる脇役の面々を見るだけでも楽しい映画。例の超不快シーンが悪い意味でこの映画に暗い影を落としてる気がして、それまでが良いだけにバランスとしてもったいないと思ったのだけれど、時代的にも当時の三池監督>>続きを読む
「ファニーゲームU.S.A.」を昔観たけど、こんなだったっけ?もう一回観比べたい。
第四の壁を壊すタイミング、一旦希望を与えてからの絶望、そのアクロバティックな手法とか、胸糞という言葉で括るには芸術>>続きを読む
「史上最高のコンサート映画」という触れ込みで観ると若干拍子抜けするかもしれないけれど、「コンサートを演劇と捉えて映画として撮る」みたいなジョナサン・デミのアイディアは画期的だったんだろうし、コンセプト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前半は理不尽過ぎる展開に呆気に取られて、これってアメリカの現実なの???とか驚いてるうちにどんどん話が進んでいく良さがあるし、そこからのツイストもストーリーとして面白く思える。
ただ、崖っぷちに立って>>続きを読む
正直、かったるいなぁ…と思いながら観てたけど、キャラクター同士の関係性に馴染んでくると惹きつけられるものがあったし、最後の画廊のシーンですら、あの程度の抑揚で収めてしまうの、ほんと勇敢だなと思う。
撮>>続きを読む
ずっとメットガラ状態のベラの衣装とか音楽(Jerskin Fendrixって何者??)、美術も撮影もほんとビザール!って感じで素晴らしかった。
ちなみにヌードや性行為のシーンが多いのは予想してなかった>>続きを読む
ショーン・ベイカー作品まだ二つしか観てないけど、いい意味でのワンパターンを極められるタイプなのかもしれない。共感出来ない登場人物、時折出てくるハッとするほど綺麗なシーン、独特の終わり方。これほど社会問>>続きを読む
全体的な雰囲気と特殊効果の使い方、母親の浮気相手、主人公の父親、弟との関係の描き方とか、アンバランスで中途半端な感じがしたかな。優れた作品なのは分かるし、結末も良かったけれど。
エンタメ作品としてもサスペンスとしても悲劇としてもかなり中途半端だとは思うけれど、全然悪くはなかった。リズ・アーメッドはもちろんのこと、長男役の子が良かった。売れそう。
原作者がカウフマンの「もう終わりにしよう。」と同じらしい。ビジュアル的にもストーリー的にも映画として輝くタイプではないのかも。舞台劇なら良さそう。
マーク・ライランス劇場。良質な密室劇で、なかなか良かった。あ〜結局そういうオチにするのね、とは思ったけど。
「メイズランナー」主演の人の小悪党役がめっちゃハマってて意外だった。俳優さんって凄い。
ダンスと歌の取り入れ方が上手。終わり方に意外性が無かったのが残念。ケイディがミーガンに依存し過ぎたことをもっとしつこく描くべきだった気がする。
拷問のような映画だった。「ほつれる」と比べるとウェット過ぎて全然好きじゃないけど、とにかく才能がほとばしっている。この監督が今後どういう作品を作っていくのか気になる。
そしてこれって脚本どうなってんだ>>続きを読む
好き。
どんな不幸が降りかかってもカウリスマキ的受け流しでやり過ごせばいいのかもしれない。
好きぃ。
ひどく悲しい話なのに全体が可笑しみに溢れていて最後はちゃんと希望がある。それもこれも観る側が想像出来る余白があるからこそなんだろうな。
主演の人ハンサム過ぎ。
まずニール・ブロムカンプが職業監督としてめちゃくちゃ優秀だったという驚き。彼の味や才能が脱臭漂白されてるというより、地肩が強過ぎて何やっても凄かったという印象。こんなのどんどんオファー来ちゃうぞ。大丈>>続きを読む
そもそもバーンスタインの人生が、映画にするには少々ドラマチックさに欠けている気がする。運にも才能にも恵まれ、人として極端に破綻しているわけでもない。こういう人だったのか、へー…と思うしかなかった。>>続きを読む
アマプラ に上がってて驚いた。劇場公開されないってこと?
ストーリーはどっかで見たことある感じだけど、とりあえず画が強いしキャスティングが強烈。ジェイコブ・エロルディとアーチー・マデクウェというライ>>続きを読む
ゾンビ系映画の設定としてレイプといじめを加えたのは勇敢で画期的なことなんじゃないかなと思う(褒めているわけではない)。そのおかげで不快描写が続くので悪趣味で最悪なのは確かなんだけど、これは人がそもそも>>続きを読む
観終わって、「フリーソロ」の監督チーム初の劇映画だって知ってびっくり、そして納得。アネット・ベニングが出てくる前に若い頃の本人映像を出したり、ドキュメンタリー映像の組み込み方が大胆で面白い。
とにか>>続きを読む
撮影が素晴らしいし、何より全体のトーンが良いので退屈しない。でもひょっとしたら、ポール・シュレイダーって僕の琴線に全く触れない人なのかもしれない…。
テーマとかキャラクターとか全然嫌いじゃないけど、自>>続きを読む
ストーリーのアイディアと見せ方はすごく良いのに詰めの甘さを感じる。
撮影/編集の感じも最初は面白いと思ったけど、観てるうちにスノッブに思えてきた。全体的にあまりにも熱が低い気がする。愛も狂気も感じられ>>続きを読む
うーん、これはどう受け止めればいいんだろ。普通に意識高い系を嘲笑してるのか、その奥にもっと深い皮肉があるのか、読み取れなかったというのが正直なところ。
パナマで道路を封鎖していた環境活動家二人を弁護>>続きを読む
スクリーンの中で行われてるどんちゃん騒ぎがこちらに響いてこない瞬間が多かったけど、後半はかなり良くなっていった…かと思うと映画史のアレは完全に踏み外してる感じがしたり…と、いつものことながら良いところ>>続きを読む
警官ものサスペンスの超王道という感じ。無駄な凄惨さもなく、ベニチオ・デル・トロとアリシア・シルヴァーストーンの夫婦が仲睦まじかったりして、良くも悪くも安心して観られる。
売れっ子MV監督の長編デビュ>>続きを読む
シャマラン映画を添削した感じ。めちゃくちゃ面白いと思うんだけど。ここでの評価も微妙だし、Rotten Tomatoesの一般評価が低いのも不思議。
真相が分かるにつれてガッカリするんだろうなと覚悟し>>続きを読む
低予算を逆手に取った系なのかと思ったら違った。昔のフィンチャーをダサくしたようなカメラワークは嫌いじゃないけど、全体的に志が低いというか、せっかくの「笑顔って見ようによっては不気味だよね」っていうポイ>>続きを読む
俳優さんたちも良いし、映画としては面白いのだけれど、最終的に特に心に残るものは無かった。もっと社会風刺的なものを期待してしまったからかもしれない。個人的な印象としては、この由宇子という人の話だなぁとい>>続きを読む
良い。「わたし達はおとな」も気になってたけど観てみよう。いろんな映画撮って欲しい。ホラーとかも。撮らないだろうけど。希望が持てる監督現る、という感じ。
音楽もめっちゃ良いし、と思ったら石橋英子だった。>>続きを読む
当時以来の再鑑賞。
今観ると様々なところに時代を感じるけれど、そこはキャメロン。アクションシーンがアイディア満載だし、特に後半は映画のクライマックスとしてマスターピースの一つだなと思う。制作費が一億ド>>続きを読む
脚本が問題提起とクラシック音楽のトリビアに溢れていることもあって、観ていてシンプルに楽しい。撮影は惚れ惚れするほど美しいし、ホラーとしても観られるくらい不穏な雰囲気の演出も良かった。自分にとっては想像>>続きを読む
当時観た時の、うーん、なんか地味?って印象が、再鑑賞してガラッと変わることはなかった。でもとにかく改めて思うのは、ジェームス・キャメロンはエモーショナルなシーンを撮るのがめっちゃ上手い!ってこと。映像>>続きを読む
キャストそれぞれの上手さと味が際立っていて良かった。不思議と西川作品って、豪華なちょい役も全然嫌味に感じないのよね。中村勘九郎(勘三郎)…もっと長生きして欲しかったなぁ。そして八千草薫!彼女を失った日>>続きを読む