Taisukyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.0

映画としてはよくできていますが、非常に左翼色が強い作品なので、これが真実と思って観るのはどうかと思います。フィクションとして楽しむには佳作ですがね。まず、この運転手は実在したのか?その点も証明されてい>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

5.0

ヒットしていた当時、全く韓流に興味がなくてこの名作もうろ覚えでした。少し韓国語が分かる様になった今観直したら、やっぱり素晴らしい。23歳のソン・イェジンは永遠です。健忘症がひどくなり旦那チョン・ウソン>>続きを読む

ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

5.0

個人の好みで満点。好きすぎて何回も観てます。オム・ジョンファ当時43歳、ポップ歌手として一世を風靡した彼女が正にリアル中年のリベンジ!また歌って踊りたい!こっそりアイドルグループを目指します。そして終>>続きを読む

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

5.0

韓国人にとって戦後と言うのは、当然朝鮮戦争後であって、戦後を描くとはこの映画の様な事。主演のファン・ジョンミンって、根が明るい人なんですよね、コメディも上手いし、だからこの重い話も希望を感じながら観て>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

5.0

いい映画です。自閉症の少女役キム・ヒャンギがさすが天才子役と言われた通りの名演を見せます。弁護士役チョン・ウソンや母親役チャン・ヨンナムなど名優ぞろいなんですが、結局自閉症を演じた彼女の演技が無ければ>>続きを読む

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

4.5

ヒョンビン主演のヒット作。面白いです。脇を固める詐欺師たちが最高にキャラ立ちしヒョンビン抜きのドラマの部分も最高に面白い。ずんぐりむっくりのペ・ソンウもいいですが、なんと言っても女詐欺師役のナナがいい>>続きを読む

監視者たち(2013年製作の映画)

5.0

脚本もいいしテンポが早く全くダレない演出、面白かった。チョン・ウソンの悪役もいいしチーム長役のソル・ギョングも上手い。でも見所は犯人を追い詰める部下の女刑事役ハン・ヒョジュの演技。ドラマ「トンイ」で大>>続きを読む

ガール・コップス(2019年製作の映画)

4.5

ソンギョン可愛いい!ラ・ミランかっこいい!ヨム・ヘラン訳わからんけど凄い!いや〜こういうどうでもいいような映画で俳優の好き嫌い論じる様になったら韓流沼なんですよ、そして決め台詞の「一網打盡(イルマンタ>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

5.0

原題は「次のソヒ(主人公の名)」素晴らしい映画でした、でもたまらない映画でした、泣くことも出来ませんでした。まず、娯楽作品を求めているなら観ないで下さい。全く娯楽性は無いですから。実際の事件を下敷きに>>続きを読む

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

5.0

怪優チャ・スンウォンが知能が5歳のオッサンを演じる。原題はガンバれミスター李。このタイトル、韓国語で発音が同じ「ミスター李」と「ミステリー」をかけているんです。そう、コメディと見せかけてミステリーなん>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

5.0

言わずと知れた超名作映画。原題は「7番房の贈物」脚本・演出・演技全てにおいて、まあ泣かせるのが上手い。世界一感情的な民族としての過剰なまでの演出に圧倒されます。
イ・ヨング:リュ・スンリョン イェスン
>>続きを読む

バトル・オーシャン 海上決戦(2014年製作の映画)

4.5

本格的に韓国映画を観ようとし始めた時、Wikipediaで歴代興行成績ランキングを調べると、この映画が1位でした。でも、配信にも無いしレンタルにも無い!そう日本公開されてないんですよね。それで仕方なし>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

5.0

韓流映画にハマるきっかけとなった作品、大ヒット作という事で観ました。そもそも年代的に「男たちの挽歌」が好きで、最後にテーマソングが流れた時にゃ、ちびりそうなぐらい感動しましたよ。後で知らべたら監督もそ>>続きを読む

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

4.5

「犯罪都市」の翌年公開の映画。マ・ドンソクファン必見!後追い配信で観ましたが、シンプルな現代任侠もので、バイオレンスなマ・ドンソクの魅力を楽しめます。「犯罪都市Ⅱ」でも、最後に出てきてこき使われる顔の>>続きを読む

狎鴎亭(アックジョン)スターダム(2022年製作の映画)

4.0

面白かった。マ・ドンソクの役としては「グッバイ・シングル」でのキム・ヘスのマネージャーを思い出しました。コミカルなマブリーを久々に観られて満足。まぁ「犯罪都市」も結構コミカルですから、その流れみたいな>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.8

満を持してのpart2。娯楽作として最高。ただ、前作の朝鮮族の問題の様な陰鬱な現実を避けて一気にベトナムまで行ってしまう、この辺りも娯楽作としてはよかったのですが、少しリアルに欠けて-0.2点。でも、>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

5.0

マ・ドンソク大好きです。絶対観ないといけません!この映画、実際にあった朝鮮族(朝鮮系中国人)ヤクザの抗争を元にしていて、ある意味実録ヤクザ映画でもあります。そこが、普通の刑事ものと違い、物語にリアルを>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

カンヌでソン・ガンホが主演男優賞。納得なんですが、韓国人が演じる日本映画。韓流サイドから見れば、感情表現として、あんな韓国人はいないし、韓国人ならあれだけ一緒に過ごしていたら疑似家族のようになっていく>>続きを読む

コレクターズ ~ソウルに眠る宝刀を盗み出せ~(2020年製作の映画)

4.5

コメディタッチだけどマジな復讐劇。佳作。シナリオ良し、テンポ良し、役者良し。イ・ジェフンって企画から参加してるのでしょうかね?普通の役者じゃないですよね、ちょっとプロデューサー的な立ち位置?この作品も>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

3.5

パプラインから石油を盗む、その発想が面白い、映画館で観たので迫力もあり及第点の映画だと思います。ただ女性人気の高いソ・イングク主演映画だけに、最後の方は彼がメインの大雑把なストーリー展開になってしまっ>>続きを読む

連鎖(2018年製作の映画)

3.8

ミセンや賢い医者生活のキム・デミョン初主演映画。原題は「石ころ」。韓国映画、知恵遅れの青年や小児麻痺と言う主人公の設定がやたらに多く、正直韓流初心者は戸惑いますよね。この映画も、最初は知恵遅れの青年を>>続きを読む

警官の血(2022年製作の映画)

4.5

まずは主演チョ・ジヌンの演技が素晴らしい。役どころは「最後まで行く」の警官と似ているのだが、今回は単なる悪徳警官ではなく、金まみれで悪の中に入り込みつつ、最終的には悪を捕らえることを目指す警官。きれい>>続きを読む

優しき罪人(2018年製作の映画)

4.5

原題はキム・ヒャンギが演じる主人公「ヨンジュ」まずはキム・ヒャンギの演技が素晴らしい、グレていく弟(愛の不時着のタン・ジュンサン君)と、どうにもならなくなっていく自身の人生、全ては交通事故のせい、事故>>続きを読む

三姉妹(2020年製作の映画)

4.7

まずは感想として、韓国文化をある程度知らないと鑑賞は難しい映画かなと。
ストーリーの中で三姉妹の葛藤の元となっているのは超父権的な神父の父親(老人)と引きこもっている末っ子の長男(マンネ)。三姉妹各家
>>続きを読む

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

4.3

ハリウッドばりの強烈なカーアクション、カメレオン俳優チョ・ウジンのピリピリと張りつめた演技、誰もがノンストップで楽しめるカーアクション作品です。それにしてもロケ地釜山市は映画誘致に協力的ですね、これだ>>続きを読む

ステラ SEOUL MISSION(2022年製作の映画)

3.6

満を持してのソン・ホジュン主演映画。個人的にソン・ホジュン、コメディに向いてるとは思えないんですよね。ドラマ「トロットの恋人」のマネージャー役とか、昔からコメディの印象が強いので、この映画もその路線で>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.8

単純に深い穴から脱出するという映画。こういった映画は、やはり出演俳優の好みに左右されるとおもいます。チャ・スンウォン(402号の住人)、イ・グァンス(501号の部下)、キム・ソンギュン(501号の住人>>続きを読む

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

5.0

まず、日本語タイトル「告白・あるいは完璧な弁護」これが素晴らしい、原題は「자백(自白)」だけですから、自白じゃ映画タイトルなりませんよね、このへんの漢字語に対する日韓の感覚の違いが面白い。そして、映画>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

魔女の続編ではあるが、前作主演キム・ダミの次の世代の話となっています。そして、前作同様、沢山人が死にます、結構残酷です。
ここからまた新シリーズが始まるそうですので、物語はあまり進みません、そういった
>>続きを読む

高速道路家族(2022年製作の映画)

5.0

ジーンときた。こちらのラ・ミランはドラマ「ブラックドッグ」のようなシリアス版ラ・ミラン。中古家具屋の女将は日々の暮らしに追いかけられて人生にくたびれている、そこへ高速道路で暮らす親子5人が現れ、その子>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

1.1

韓国映画を映画館に観に行って久々に「失敗した~」と思った作品。近年の邦画に失望するのは演出・演技の物足りなさだが、韓国映画の悪い所は全てが過剰で、訳が分からくなる所、この点邦画とは真逆なんですね。これ>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.3

パク・チャヌク作品は難解であまり観ておらず、5作目なんですが「お嬢さん(エロかったな)」「親切なクムジャさん(これもエロかったな)」などに比べれば、JSAに戻った感じで、かなり観やすい作品になっていま>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.3

面白かった。パク・ソダムがクールビューティーでかっこよかった!ソダムちゃんと言えば京城学校・プリースト・パラサイトなど殺されたり襲われたり悲惨で暗い役が多かったのですが、この映画はカッコいいヒロインで>>続きを読む

正直政治家 チュ・サンスク(2019年製作の映画)

4.5

大好きなラ・ミランの映画、それもコメディという事でシネマート心斎橋に観に行きました。やっぱりこんな役やらせたらラ・ミランに代わる女優はいないでしょう。最高に楽しかった!要は、舌先三寸、嘘八百のその場し>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、イム・シワンなどビッグネームが並んだ超大作。と言う事で観に行ってきました。鑑賞後、昔観た「カサンドラ・クロス」を思い出してしまいましたね、あの映画は列車内>>続きを読む

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