mskさんの映画レビュー・感想・評価

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貴公子(2023年製作の映画)

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アクション・ノワール・コメディ?""貴公子""の常識はずれの強さと、漫画キャラみたいな不気味なかっこよさ、「こんなんありえへんやん〜」で終わりそうやのに、ちょっと間抜けな部分があるせいで一気にひとりの>>続きを読む

ラーメンガール(2008年製作の映画)

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海外から見る日本のステレオタイプ(?)と、日本独自の侍魂へのプライド(?)や排外主義も感じて、一体どの国での公開を意識して作ったのか、何がなんなんだかわからんけど笑いながら見た。海外受けはまずせんやろ>>続きを読む

ハッカビーズ(2004年製作の映画)

5.0

社会とわたし、おれとあいつ、世界の裏側、オゾン層、未来、こどももおとな、戦争。それらを全部"つながってる"ことだと感じるか感じないかで、人の在り方は大きく変わるだろう。実存主義の話でもあり、パレスチナ>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男ふたりの生活をもっと見たかった。そう思うと、恋愛には当てはまらない(であろう)男ふたりの関係って本当に描かれてきてないんやな〜って。たくさんあるうちの所有物をちょこっと盗むだけで殺されるの嫌すぎ。資>>続きを読む

アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜(2023年製作の映画)

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醜悪なヘイターたち、今も根強く残る差別、着々と戦争へ向かうクニ、戦争いやだ、戦争アンデ!夢について聞かれた時のハルモニたちの表情とか、水着を試着しながらはしゃぐハルモニたちとか、ヘイトデモのカウンター>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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2021/03/03
空が、こもれびが眩しくて、人におかわりをついでもらうのが嬉しくて泣けてくる、ふつうに過ごしていたら感じているはずのほんのささいな幸せが、身に沁みて感じられた。三上を救う人たちが男
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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勝手に身体が動く かっこいいデカスーツ、運動帽みたいな赤いキャップ🎶 40年前なのが信じられないくらい新鮮にかっこよかった 構成すごいな〜〜〜〜〜〜アメリカン・ユートピアも上映してーー!

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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😞冒頭、この世に産み落とされるシーンからキツ〜 女性や母親への眼差しが全然好きくないな〜なんかこの感じ身に覚えがあるな〜と思ったら村上春樹に対して抱く感情とちょっとだけ似ている

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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もうキャラクター一人一人のことを愛しすぎているので、最高です。本当のバレーボールの試合時間と同じ長さらしいのだけど、もっと長くみていたかったよ〜もっといろんなシーンなかった!?漫画読み返します!アニメ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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女性主体の性的欲求、自己決定権、資本主義と階級、セックスワーク、セクシュアリティ、社会主義、フェミニズムとメンズリブ。2時間越えだけど目を離す隙が一瞬もなかった。原作読んでもう一回みたい。途中のシーン>>続きを読む

リトル・パレスティナ(2021年製作の映画)

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2014年、シリアのパレスチナ難民キャンプがアサド政権によって封鎖された際に撮影されたドキュメンタリー。物流を徹底的に管理され、人間が生きていける食料も薬も水も入ってこない、まさにリトル・パレスティナ>>続きを読む

君も出世ができる(1964年製作の映画)

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『昭和』、戦後の反省をしない社会をそのままに資本主義にのみこまれていく労働者たち、アメリカ帝国、ひのまる、toxic masculinity、出来る男、田舎と都会、経済格差、レイシズムとセクシズム。良>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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①大好きだった!これから何度もみたい映画。
みんな先に大人になって、わたしを置いていく。変わらないと思っていたあの人さえ自分を置いてどこかに行ってしまう。迷惑でめちゃくちゃな行動ばかり繰り返して、自分
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古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

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花ってもしかして『王女』のことなんかな。(だったら嫌だ)王子は王子、王女は王女・・・・・・王制には反対ですけど・・・・・・。色彩、構成がすばらしい。アートとして楽しかった。物語としてはとても保守的な印>>続きを読む

ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

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ガザに住む人たち、ささやかな日常の営みをカメラが美しく捉える。チェロを演奏する人、民族衣装でファッションショーをひらく人、海辺のキッチンカーでコーヒーを売る人。5km以上沖に出るとイスラエル軍に発砲さ>>続きを読む

ガーダ パレスチナの詩(2005年製作の映画)

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婚姻のしきたりを嫌い窮屈なドレスが嫌だと話す24歳のフェミニスト、ガーダに自分を重ね、ガーダが産んだ子どもがわたしよりほんの1〜2歳年上であることを考えた。生まれた時から銃声が日常の一部であることを。>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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『さらば、わが愛』の我にあたるひとはだれだろう、だれに、何にむける愛なのだろう、と想像してみる。
レスリー・チャンの美しさに圧倒されっぱなしの3時間弱。文化の剥奪、思想の自由と暴力、抵抗。歴史の裏側、
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眠る虫(2019年製作の映画)

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生と死、時間、場所、まなざすこと、観察すること、ゆうれい、いろんな音と記憶。
吉田寮文化祭にて!金子由里奈監督のアフタートークも含めて、すごくおもしろくていい時間だった〜

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

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ロンコの恋愛(?)とセックスに対する試行錯誤、見ていてつらくもなって、恥ずかしくもなって、愛しかった。いつか自分にも普通に好きな人ができて、触れ合うことになるんだと当然のように思い込まされる社会に生き>>続きを読む

ワム!(2023年製作の映画)

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たったの4〜5年であれだけ有名な歌を作ってるのすごすぎる。クローゼットなゲイであるが故の苦しみがつらい。面白かった

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

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音楽が全部いい。Angry inchが特にお気に入り。人間はもともと2人で1人で、自分1人じゃ欠けている、だから片割れを探している、本当にそうなの?顔が半分に割れているタトゥーが最後は綺麗なひとつの丸>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

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細かいこと考えなきゃアツいし面白い。原作未読なのでハラハラしっぱなしで楽しかった。しかし数万人の農民が戦地に繰り出されてるのはキツいし戦争反対で〜す
映画館で聴く宇多田ヒカルは最高だった

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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この映画を白人男性たちが作ってる(ワインスタインとミラマックスの文字に萎えた、知ってたら観にいかなかった……)って考える時キツかった。ジョン・トラヴォルタが美しいし、絵になるシーンの連続だったし、物語>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

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女の性的主体性がみえない「男が知りたい」は大嫌いだし、「お前女なの?」あたりの描写を含め羌瘣周りのシーンは大体気に入らなかったけれど、それ以外はよかった。みんなハマり役。大沢たかお王騎が、やはりめちゃ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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「バービーの存在なしには自分の存在意義を感じられないケン」が、現実社会:家父長制、男性中心社会に行くことで「男らしさ」に魅入られバービーランドにも輸入してしまう、という設定、よく現実のマテル社が許可し>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

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マジあつ……漂のセリフひとつひとつの素晴らしさ……「ふたりの行き着く場所は同じだぞ」「俺たちは力も心も等しい ふたりは一心同体だ お前が羽ばたけば俺もそこにいる」←やばい  映画館で何回も見た続編の大>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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めっちゃ好きだった〜移民2世の物語。親の価値観と期待に沿いながら生きてきて、ふと「これは自分が望んだ道なのか?」って気がつく瞬間があるのは、アジア人としてとても共感できた。そこにエレメント(人種)の違>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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家でみるホラー映画にありがちなんだけど、画面が暗すぎて肝心な部分でなにが起こっているかわからなかった 暗い映画は映画館でみたほうがよい(教訓)

ニモーナ(2023年製作の映画)

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はー最高、もったいないと思ってずっとみてなかったけど早くみたらよかった。最高です。これから何回もみるだろう。後日譚を求む。ニモーナの、どこにいっても誰に合わせても馴染めず孤独を感じる感覚はまぎれもなく>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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ヴェノムとエディ、完全に恋愛関係にあるのにヴェノムがアンをやたらと気に入っているのはなんなんだ??(エディが元カノに未練があるのはわかるけど)と思ってたから、終盤は複雑な愛憎……☺️ってニコニコしてた>>続きを読む

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

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いろんな人がいろんなことで争いすぎて全然わかんねえ。セクシーでイケてるヒロインとのあれこれも全然ハマらなかったし、人間が邪魔🥱『バンブルビー』観たいし最新作も観にいくか〜と思ってたけど、結構苦行かも。>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

性暴力、DV、虐待描写があるので注意が必要。
自然の描写と作中の音楽、テイラー・スウィフトの『Carolina』が良かった。フェミニズム作品なのかな〜ぐらいの感覚でまったく前情報なしで見て、思ったより
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鍵を奪い合っている、ただそれだけなはずなのに、こんなに面白く撮ることができるのはすごいと思った。アクションに次ぐアクション、大変そうやねって途中から笑いが止まらなかったし、楽しかった。
前作しか観てな
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