ハヤシさんの映画レビュー・感想・評価

ハヤシ

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ヴォルーズ(2023年製作の映画)

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アレックスとキャロルを見て、かっこいいシスヘテロ女性だ〜!とめちゃくちゃテンション上がった。かっこいいシスヘテロ女性キャラクターを久しぶりに見た気がする。

愛してるを伝え合う2人が最高だし、サムも本
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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ナワリヌイ氏、亡くなったのか。彼のしたこと全てを肯定できるかと言われるとそうではなく、英雄と呼ぶのにも抵抗があるが、それでも亡くなったと知ると胸に来るものがある。(彼を評価することを同じ状況下で生きて>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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広島に原爆が投下された後、大歓喜の人々に迎え入れられるオッペンハイマーのシーンが強烈だった。ふっと全てが遠ざかり、自分の状態が掴めなくなるような。まるでとつぜん貧血になったときのような。それが映画上の>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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最高〜!ル・マン行きてぇ!

地面に近いアングルから見るレーシングカーとその走行音!ほとんど車に興味がなくてもレースのシーンは無茶苦茶にテンション上がった。いろんな撮り方をしてるのすごい。あとスタート
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ファンフィク(2023年製作の映画)

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けっこうしっかり教育的。それこそ「アメリカの映画」ではなく保守的と言われるポーランドの映画であることを考えると、教育的であることに意味があると思う。聞いているポッドキャストで「親にゲイであることをカミ>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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ラブコメ!という作品を久しく見ていなかったので刺激が強かったです。

良…な台詞とそれはクサい…な台詞に交互で殴られて、多分これがわたしにとっての紙一重のラインなんだなと思った。わたしのお気に入りは「
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Riceboy Sleeps(原題)(2022年製作の映画)

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カナダで移民として生活する韓国人のシングルマザーとその息子の生活の話。異国で受ける差別、年齢による環境の変化、親と子供の違いとそして繋がり。汚れた眼鏡を拭いてくれるのってものすごい愛なんだよな。

A
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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ホラー耐性がない(というかほとんど観たことがない)ので映画館でかかっている間ノーチェックでいたら、後に日本で公開されて話題になっているのを見て後悔。大韓航空のソウルー名古屋のギリギリの時間で観た。>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分だけじゃないと思わせてくれるような相手に出会うラストは間違いなく希望だ。では「自分だけじゃないと思わせてくれる相手」が「分かり合える相手」なのか、それはまだ分からない。

分かり合うってたぶん本当
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

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赤子の成長を見守らされとるんか?でかい赤ちゃんに呆れずにちゃんと向かっていく春子さんの根気強さ尋常じゃないな。

自分の状況がどうであっても他人に当たるのは良くないよな、と人の振り見て我が振り直してい
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The Most Dangerous Year(原題)(2018年製作の映画)

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「親として一番大切な仕事は自分自身を愛する力を我が子に与えるという仕事」

「自分を誇りに思えば世の中は変えられると子供に教えるってことは最強の贈り物なんだよ」

バービー(2023年製作の映画)

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ちょうど行けたので公開日の夕方に行ったらしっかり席が埋まっていて、珍しく笑いあり拍手ありな感じで観ました。

驚いたのが上映が終わり部屋を出て行く人の多くが思い思いのピンクを身に纏っていたこと。わたし
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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バイクに乗ったまま崖から飛び降りる予告編のトム・クルーズを見て『トップガン マーヴェリック』狂いの血が騒がないわけがなく観に行きました。そのシーンのためだけに複数回行きました。良いシーンって何回見ても>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

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めっ…ちゃ良い!

主人公であるニュースパイダーマンは、ブラックとプエルトリコ系のルーツを持つマイルズ・モラレス。趣味はグラフィティ、履いてるのはNIKEで、劇伴はヒップホップ。ブルックリンとは言って
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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キノコ雲にはずっと嫌な感じをおぼえていたのだけど、『オッペンハイマー』を観たらアステロイド・シティがロスアラモス(原爆の開発・製造が行われた街)にそっくりであると気づいて一気に血の気が引いた。

冷戦
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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遺跡探検、ここまで来て何か間違ってたら…って考えちゃうと恐ろしいよね。帰り道が心配になってしまう。

マッツ・ミケルセンのシュミット博士、くたびれたセクシーおじさんで良かった。彼の望む過去が実現してい
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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とにかく映像に圧倒された!「見る」より「感じる」という方が適切な気がする。前作があることすら知らずのこのこ映画館に観に行って色々びっくりしたんだけど、映画館で観られて良かった〜!

アニメーションだか
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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アースラすげえ強引に取引するね?!と思ったんですが、そのおかげでアリエルを援護できるようになっていたんだと思う。オリジナルではアリエルがすすんで取引をしたような印象だったけど、それだとアースラがどんな>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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すごく怖い話だった。トラウマ的でもある。ずっと緊張していた。エンタメとして消費することへの批判があるのは当然だと思う。直接的な救いを提示せず、ある意味での諦念・受容で描き切ったのは、挑戦的でリアルで、>>続きを読む

スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

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隣で走っている人が倒れて、でも自分はまだ走り続けていて、という状況を見ると、誰が生き残って誰が死ぬかって運でしかないんだなと思う。やらなきゃやられるからみんな必死で、苦しくなる。『西部戦線異常なし』の>>続きを読む

正義のレジスタンス(2018年製作の映画)

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ナチス占領下のオランダで地下銀行を運営した銀行家兄弟の話。背景となる知識があるともっと楽しめそう。

特に金融の知識。わたしは金融の知識がないので、今何のために何をしてるの?というのが分からなくなりが
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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ジム行く用に持って行ったタオルを引っ張り出してベチャベチャに泣いたよ…ガーディアンズのみんなが大好き…

中でもロケットが大好きだったんだけどもっと大好きになっちゃった…

あと今回でマンティスのこと
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ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

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1939年のミュンヘン会談を題材にしたフィクション。その会談の裏で政治的な目的のためスパイ活動をするイギリスとドイツの2人の外交官が主人公。

背景について理解しておくべきこととしては、この作品ではナ
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クルエラ(2021年製作の映画)

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音楽と衣装が最高!ショーの度にこちらの度肝を抜いてくるクルエラさんにワクワクさせられちゃって、完全にこの映画の中のモブの気分です。衣装やショーのやり方に生き様が反映されてるの、最高にイケてる。

家族
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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最高〜!

ホルガが強くて優しいホルガそのままでキーラと良い関係を築いているのが最高に良いんだよな〜!

最近吹替で観る良さに気づいたので二度目は吹替で観てみたんだけど、テンポが良くて爽快だった。特に
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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ホラーとして作られたというよりは、表現方法がホラーになったという方がしっくりくるのでは?という印象を持った。象徴的な描写が多く、その一つひとつが精緻で美しい。

60年代という時代において、歌手を夢み
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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ヒップホップカルチャーの文脈でファッションといえばナイキのエアジョーダン!ラルフローレンPOLO1992!というイメージが強かったので、それ以前は「ラッパーがMVで(アディダスを)着てるし、ブロンクス>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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韓国の政治映画は本当にすごいな〜と思うんですが、これも例に漏れず重くて最高です。題材となっている暗殺事件から約45年が経っているとはいえここまで真っ向からそれを取り上げられるというのも、韓国政治のクリ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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エンドロール入った瞬間グッ…となってブワッて涙出た。理不尽で怒りの対象ででも美しくも思えて何が何だか。

女だから周到に準備しなくちゃいけなくて、そして女だからそれが役割を果たしてしまって、って思うと
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リベリオン ワルシャワ大攻防戦(2014年製作の映画)

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第二次世界大戦期、ナチス・ドイツの占領下のポーランド。ソ連に呼びかけられたレジスタンスがドイツ軍に抵抗したワルシャワ蜂起を題材としている。

戦争の描写がかなりハード。filmarksで感想を見たとき
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

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パッタイが食べたくなって、翌日タイ料理屋に駆け込んだ。

のっけから大変なセクハラパワハラおじさん祭りなので本当にここで奮起する必要があるのか?と思ってしまうんだけど、オエイは奮起する。その背景にある
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

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第二次大戦期を描いている作品を意識的に観ている中で、初チェコスロバキア。大戦期のヨーロッパを知りたければマストの一本だと思います。

最初から最後まで惨いんだけど、全てはあのミュンヘン会談から始まって
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

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キムチを切るシーンが秀逸。一番の見どころと言っても良い。

「何も悪くないのになぜ隠すの」で察せる娘すごい。大人にならざるを得ない子供という描写がリアルで、しかし中学生がこんなに物分かりが良くてたまる
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