まきゃまてぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.5

3DCGは違和感なく。体感はアトラクションのようで、楽しく鑑賞できる作品でした。あのシーンは最後の聖戦のオマージュだろうか。少し、無理難題が過ぎません?

ノロイ(2005年製作の映画)

3.6

霊体ミミズに喰われたっ。

ブラウン管テレビでパッと流されたりしたら、ノロイを本当に信じそうになるモキュメンタリーホラー。

これまでに観てきた白石監督の作品がどれも、遊び心を存分に含んだものが多かっ
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黒い家(1999年製作の映画)

3.6

まだなのかあ

内容はおどろおどろしい、人間怖いなサスペンスではあるが、所々に挿入されるユーモラスなやり取りや演出が最後の恐怖まで連れ立ってくれる作品。

サイコパスが出てくるが、よく見られるヒャッハ
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映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

2.5

ドラマは未視聴。
冒頭で、ドラマで種明かしされたであろうネタに触れる(触り程度)ため、初見でも映画視聴には問題なしかと。要素がSF的なため、こんがらがる部分はありますが。

映画一本で観るには、キャラ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.6

確かなライブ感。歌がメイン所な印象を受けたためどんなバトルになるのか想像ができなかったけれど、なるほどそういう設定でくるかと。やはりバトルへの期待もあるため、大暴れが許される舞台装置はとてもありがいし>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

アントマンとしての作品よりも、繋ぎの印象が強い内容でした。
極彩色の量子世界は画だけでもインパクトが強く見ていて楽しかったですが(すごいスターウォーズ感でもあり)、二作目までのイメージをもって臨むと、
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

記録

コンフィデンスマンの手口を理解しているからこそ、きっとこいつは…と、伏線度外視でキャラの裏や関係性、オチを予測してしまうけれど、そこを見越したように怒涛に畳み掛けてくる転がしよう。ドラマを通し
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

記録

騙し合いというよりは、徹底的に騙していくスタンスが潔い。最後にひっくり返る爽快感よりも感動の側面が強く、騙すことの先にある幸せの描き方が、詐欺をテーマにした作品としては異色な感じがあって面白か
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

ヴォエッ
初っ端からとんでもない。やさぐれサンタ。でも、そこが渋くて格好良い。それでいてオジサンのキュートな一面も描かれていて、好きになるしかないサンタ像であるのが尚のこと良かった。

内容は想像以上
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ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

3.0

ブラックかよ…。

サンタのブラックな労働環境でのてんやわんやかと思いきや、話は別方向へと転がっていく。頭を使わず、気を楽に観られる作品ではあるけれど、主人公と赤いサンタにまつわるエピソードが断片的す
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.5

モナリザ〜モナリザ〜

ミステリ作品から得られるとは思えないほどのカタルシスに心が浄化される最高にエンタメ性の強い作品でした。
個性の強すぎる登場人物たち全員に裏があるものだから、殺人が起こる以前から
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ライフ(2017年製作の映画)

3.6

絶望。その一言に尽きる。
透き通った花のような美しさから、次第にクリーチャー化していく未知の生命体がいい具合に気味が悪い。逃げ場のない宇宙空間だからこそ起きる難題と絶望的なシチュエーションに、クリーチ
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.8

何度か訪れる瞬間のためだけに。

パッケージやあらすじからは想像がつかない、最高にハートフルな作品でした。寂れた銭湯の裏の顔は死体の処理場だった、というまさに映画的で殺伐とした物語なのに、普通に人まで
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

曜日ごとの演じ分けはさすがの技量。ただその分、もっと多く各曜日のシーンがあればと欲が出てしまう。サスペンスまでの導入がテンポ良く。そこからのラストまでもどんどん疾走していくため、設定を思うと内容の重量>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.6

ゴリにちわ!!

人間というのは内面が見えるまで、どんな人物かは分からないもの。自分を過信して暴虐をふるっていても、次に相手する人間は地獄への門を開ける使者かもしれない。……というわけで、完全にイカれ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

最高の舞台をみんなと一緒に。
その信念を胸に創り上げる一大ステージ。
相変わらずムーンが無茶するために、ラストの盛り上がりが分かっていてもハラハラさせられる。口八丁手八丁で乗り越えていくものだから、潰
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.0

そうだ、異世界に行こう。

某掲示板発祥の都市伝説、きさらぎ駅を下地としたホラー映画。とある映画作品のような仕掛けが面白く若干テンションがあがるも、オチで潰されてしまったような印象。
無理にホラー的な
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

とりあえず、テイクアウトで。

不安が確信へとスイッチを切り替える一発目のサプライズは衝撃的だけれど、そこから想像する先の展開が、想像を超えることなく終わっていく物足りなさがありました。そして、なにも
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

湿地の景観の美しさとそこに生息する動植物の映し方が静謐な物語の湿度を底上げしていて、大きな起伏がなくても引き込まれる作品でした。

ミステリーよりは、主人公であるカイアが生き抜いた半生と、恋愛譚に重き
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整形水(2020年製作の映画)

2.0

整形ホラー。外見が美しくなる代わりに内面が腐っていく話かと思いきや、はじめから腐り切っていた。
整形水なる顔面を自由形成できる代物を手に入れたばかりに、美が崩れる恐怖に囚われ、強迫的になる皮肉。それが
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.5

ジョジョは未読。そのため、世界設定が少しわからず。話は入り込みやすかった分、ヒューマンドラマなシーンが映画としてはチープな印象を受けてしまった。ただ、スタンドの演出はとても面白く、欲を言えばドラマ面よ>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

見えない目撃者が聞いた音はなにかの事件に繋がっているのか。
骨太なサスペンスにスリリングな展開が合わさり、絶妙なスピード感に持っていかれる作品でした。ただ骨太な割に、いやいやダメだよ!となる選択をする
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

シャラマン監督作のためなにか一捻りあるだろうとは思っていたけれど、まんまとやられた。シックス・センスはオチとしてのインパクトがあったけれど、本作に関しては緊迫感をより増長させるインパクトでした。設定と>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

お客様だよ!レベルなイーサン・ホークを期待していただけに、犯人側の狂気や演出が少なかったのは少し残念。それでもジュブナイルホラーとしては、友情や絆が繋ぐ涙ぐましい展開が爽やかな空気感も残していて、繋が>>続きを読む

映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

3.6

設定なんてねじ伏せるっ!

実写化に対する世間の声をあえて拾った上で展開されるとんでもワールド。
おそ松さんのカオスな世界観。そのカオスさを掬ってしっかり濾したような濃縮さ。

突如、大富豪の養子にな
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.0

起きろクソやろう!

下品。とても下品。下ネタが苦手な人は手を出さない方が良い作品。
内から外への人生開放コメディであり、殻を打ち破って外の世界と向き合うことの大切さを教えてくれる爽快な内容ではあるの
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

必要なものはまず、オイルだろぅ?

綺麗な顔からは想像ができないほどの肉体美をもつトムホ様の冒険活劇。
トレジャー・ハントには敵と一戦交えるアクションも見ものだけれど、そこに時間が割かれているわけでは
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

やっちゃれやっちゃれ♪

うわぁ、自分にもあるわあ。と共感性羞恥心をフルに掻き乱される恋愛あるあるが、酸いも甘いも闇鍋のごとく混在し、四組の関係性でもって突きつけられるリアルさ。まるで実写版の心理テス
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.0

唐突に訪れるタランティーノ風味。

久々に振り切ったゴア描写を見た気がする。ねっとり、じっくりと映されるわけではないけれど、一発の凄惨な画がなかなかエグい。ゴアに対して弱体化したためか、吐き気を催す程
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

再結集はアツかったけれど、ゴーストたちの復讐劇という感じではなく。ゴーストバスターズとしては味気ない印象でした。もう少しゴーストたちの暴れっぷりが観たかったところ。それでも、続きが楽しみになる新作でし>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

記録

原作未読。ホテルが舞台のため画がとても煌びやか。原作者が東野圭吾であるため、ミステリはさすがのもの。テンポ感とユーモアもあり、考えながらも楽しく観られる作品。

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.8

記録

SNSの怖さを学ぶ作品。ネットリテラシーに危機感のある方に刺さるかも。ミステリとしてもサスペンスとしても若干薄さはあるが嘘や裏切りが混じることで現実的なハラハラがある。内容に反して時間が長いか
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

2.5

記録。

本物の死が迫る脱出ゲーム。なんのルール説明もなしに始まるものだから、死を理解してからの緊迫感はなかなか鬼気迫るものがある。ただ、設定があるあるなだけにもう何捻りかはほしかったところ。それでも
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.0

記録。

社会派な内容を消しさる下品に下品を上塗りしていく前作テッドのバージョンアップ。冒頭の降り注ぐ白濁液の雨は腹を抱えてオェッとなるようなゲロもん。仲間内で鑑賞するとしても、一人でも下劣嫌いがいた
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.0

記録

こんな一心に、青くて煌びやかな、面倒なのに奔走してしまう恋愛したことがないから、耐えられなかった。イケメンって罪だなあと。あんな風にヘリコプター見上げるかね。

GO!GO!ガジェット(1999年製作の映画)

3.6

子供向け、だけれど楽しい。

幼少期、テーマ曲に何度心踊らされたことか。ガジェットがどれもガラクタの寄せ集めのようになっているけれど、その滑稽さがまた堪らない。加えてガジェットモービルのキャラがまた最
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