tonahikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

tonahiko

tonahiko

映画(170)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

凪待ち(2019年製作の映画)

3.2

高評価だったので自宅で視聴。コロナ災禍で外出憚られ。

う~ん、個人的にはハマりきらなかった!
ところどころ、スマホいじったり、中断したり。

いや、見所はある!
慎吾ちゃんのダメ男っぷり。諦めの悪さ
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.6

なかなか面白かったです!
退屈なく目を離さず一気に見れました。

ストーリーを「検察と罪人」、そして「私的な復讐に燃えるベテラン検事とそれに対して青臭い正義感を貫こうとする若手検事」に絞って見ると非常
>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.7

ヘッズ(初めて言ってみた笑)の一人として、視聴しました。

ヒップホップをネタにした青春群像劇。インド版8マイル。ラッパー版スラムドッグミリオネア。なんとでも例えられる。

アメリカのヒップホップの成
>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.0

ミステリーを期待して見てしまった評価なので、額面通りに受け取らないで下さい。

う~ん、物足りない!
決して途中で止めることはなかったが、飛行機だったから惰性で見たかも。

いや、見所はある。長男役の
>>続きを読む

ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.5

ストーリーはシンプルなのだが、一回見ただけで全て理解するのは難しかった。

一人の人間を軸に、世界中で様々な人々が間接的にかかわり合っているのだが、一つ一つの事例が都度展開されていくため、オムニバス形
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

序盤から数多くの「違和感」がストーリーを支配する。

「え?」「なにこれ?」「どうして」が加速度的に蓄積していく。

その積もり上がった負債の山が、終盤のあるタイミングで決壊し、音を立てて崩れていく。
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

面白かった!久しぶりに時間が過ぎるのを忘れて見入った映画。

見進めていく内に、いわゆる「サイコスリラー」的なテイストかと思いきや、そんな単純なものでもない。

最愛の人の喪失、残されたもの同士が故の
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.2

この映画は公開時に劇場で見た。

終わった瞬間、まったく予想しなかったオチが衝撃的過ぎて、しばらく席を立てなかった。大袈裟でなく。

昔は会社に願書を送れる数も高々10社以内が限度だったという。いまは
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

見進めていくうちに「なるほど!」と高評価に頷けました。途中でやめずに最後まで見て良かった。

舞台は北米のネイティブアメリカン居留地。雪深く、寒々しい土地。

苦虫を噛み潰したような表情をした中年男が
>>続きを読む

アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

3.3

この映画が描きたかったメインテーマは何だったのだろう。

労働意欲の低いアメリカ人への皮肉か。

従業員を酷使する中国企業への痛烈な批判か。

あるいは、異文化融合は幻想であるということだろうか。
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.4

ipodにダウンロードして、移動中に見ました。
たまに画面に写る自分の眉間のシワがどんどん深くなっていくことに気づく。

エンターテイメント映画ではありません。
記録映画のような。もう一度はきっと見な
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

My name is forest, forest gump.

Life is like a chocolate box and you do not know what is inside unt
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

最近、薬物依存症で捕まる芸能人が多いので、その中で見知った知識だが、薬物中毒は一種の病気だという。「脳に依存物質や依存行為の回路ができてしまう病気なので、意志の力ではどうにもならない」と、これは完全に>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

これは実話なのだろうか。それとも、何かの事件にインスパイアされて、作ったのだろうか。
いずれにしても、良くできたリアルなストーリーである。

地上波で初めて放映されたときに、まだ観てなかった人達が、◯
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

歴代個人的5本の指に入る作品!

学生時代、化学も物理も100点満点で一桁台を取ったことのある、理系ダメダメ人間ですが、この作品のバックグラウンドは、色んな整合が取れているのだろうと想像できる。

>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.3

ソン・ガンホに出会った映画。説明不要。文句なしに個人的な韓国映画歴代ナンバーワン。

何年も前にDVDで視聴しました。どう形容して良いか分からない。でも、ずっとずっと心のどこかに居座り続ける不思議な映
>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

SFラブストーリーとでも表現すべきか。

好きな映画でした。宇宙船、船内の造り、設備などデティールも凝っていて、観てるだけでも楽しい。

宇宙という広大な世界における孤独感が上手に表現されている。
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.1

ソン・ガンホが好きなのですが、冒頭7分あたりまで、主人公の俳優がそうだと思っていたら違いました。

これは、ミステリー要素もあるにはあるのだろうけど、ジャンル的に超常現象を孕んでいるから、ホラー・スリ
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.4

スラムドッグミリオネアやミリオンダラーアームを鑑賞したときも、インドという国の底知れ無さを感じたものだが、この映画はそれ以上だった。

何しろ人が多い。そして、果てしなく国土が広い。どこまで行っても、
>>続きを読む

FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.4

これは、なかなかの代物でした。

稀代のペテン師の壮大なるお祭りの物語。

彼にはビジョンがあり、人を巻き込む力は間違いなくあった。しかし、WEB上の“虚像”の世界では、ユートピアを何とでも表現できる
>>続きを読む

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.8

家族はつらいよシリーズの続編。
この映画が大好きな点。

①とにかく笑えるシーンが多い
冒頭から、西村雅彦が実母をたしなめながらも、そういう自分が玄関の階段でコケるシーン。橋爪功の常に苦虫を噛みつぶし
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

-

う~ん、めちゃくちゃ面白かったかというと答えはイエスではありません。でも、1960年代?のハリウッドと、それを取り巻くセレブ達の暮らしぶり、スター俳優を支えるスタントマンのトレーラー暮らし、資本主義に>>続きを読む

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.1

ブラックカルチャーが好きなので、シリアスそうなテーマだったが、見てみた。

ストーリーは淡々と進み、これといって大きな展開があるわけではない。終盤の展開も、“大どんでん返し”というほどでもない。

>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.7

劇場公開時から気になっていた映画。マレーシアのランカウイ島で約1週間の休暇後の機内で視聴。東南アジアのカルチャーに触れた後で、視聴するタイミングとしてはバッチリ。

不覚にも、クライマックスのシーンで
>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

学生時代に書籍「マネー・ボール」は読了し、原版も購入し、今も大切に本棚にしまってある。本を読んだ衝撃から、一気にアスレチックスのファンになり、当時の主力選手のEric Chavezのバカでかい真緑のT>>続きを読む

HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

3.3

KEIさんの語り口は独特の柔らかさがあり、人情味に溢れている。終盤に語る、「贖罪のためにやっているのではなく、自分が今できることをやっている」という言葉に説得力を感じた。

彼が極限まで自分の信条を貫
>>続きを読む