その夏は、きっと永遠になる。
前回の大会を経て、成長した遙たち。様々なイベントにてんやわんやしながらも、いつもと同じような日常を過ごしていた。そんな遙たちに、新たな季節がやってくる――!!
水泳部をアピールするためのアイデアに頭をひねる渚たち。その頃、進路の話で天方先生に呼び出された遙だが、マイペースな姿勢を崩さない。そんな時、笹部からある提案が出て……。
岩鳶祭が始まった。遙たちは部活対抗リレーでカッコイイ所を見せて新入部員を獲得しようと盛り上がっている。一方未だバタフライしか泳げないことに悩む怜は練習を始めるのだが……。
鮫柄水泳部では、県大会へ向けて、それぞれの実力を発揮しようと意気込んでいた。 一方岩鳶水泳部では、栄養管理もトレーニングだと意気込む江が皆のお弁当をチェックすると言い出し、部員の健康管理に励むのだが―――
水泳部の練習終わり、いつもと様子が違う渚に違和感を覚える岩鳶水泳部のメンバーたち。タイミングを見て理由を伺おうとするが、渚は頑なにその理由を話そうとしなくて……。
県大会を控え、真琴は意を決して遙にとある話を切り出す。 迎えた当日、結果を出そうと意気込む岩鳶水泳部。見事それぞれのエントリー種目で予選通過となるのか―――
試合に備え、気を引き締める遙たち。江と天方先生から、炭水化物だらけのご馳走をふるまわれ、一息つくことに。その頃、鮫柄学園水泳部の部長である凛は、リレーメンバーの選考に悩んでいた……。
一層練習に励む遙たちの傍で悩む江に、真琴が声をかける。笹部がスイミングクラブで忙しくしているためメニューのチェックをしてもらえてないらしい。そこで真琴が代わりに笹部の元を訪れるのだが……。
鮫柄学園では気合の入った練習が続く。一方、日が落ちるまで練習に精を出す岩鳶高校水泳部。ギリギリまで練習を続けたいと言う遙たちを心配する天方先生。そこへ生活指導の先生と校長先生がやってきて……。
試合の続く中、凛とかつて交わした会話に一人思いを馳せる宗介。ぼんやりとしたその様子に、心配した凛は声を掛けるのだが――…… 一方、リレーに臨む岩鳶水泳部。内心揺れ動く遙をよそに、いよいよ勝負の時が来る。
練習を続ける岩鳶水泳部。黙々と泳ぎ続ける遙の姿には迷いが見え隠れしていた。心配する真琴たちだが、遙に笑顔は戻らない。 そんな時、宗介が遙を訪ねてやってくる……。
凛に誘われ、”とある地”へ行くこととなった遙。未来という大きな壁に思い悩む遙に、凛は自分の気持ち、思いを打ち明け、これから遙がどうしたいのか静かに尋ねるのだった‥…。
自分の気持ちと向き合った遙は、未来への自身の思いを真琴、渚、怜に告げた。気持ちが一つになった岩鳶高校水泳部。自分の為に、仲間の為に、今、未来へと繋がるスタート台へと立つ――!
(C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶高校水泳部ES