かなり面白かった
地面師のディテール自体が単なる説明じゃなく、サスペンスが幾重にも重なってくのがよかった。
キャスト良かったけど特に北村一輝よかった
豊川悦司流石に最初は面白すぎたけど、慣れてくるとこのポーズ故にって感じで説得力増してきた
照明も見応えあった
嘘を突き通すっていうサスペンスを通して、嘘に隠れた真実の感情が出てくる(嘘から生まれるエクスタシー)みたいなものがテーマに感じられる節々は面白かったんだけど、途中からこれ畳み切れるのか?という感じで終わってしまったのが残念。
ラストシーンはあれで良かったんかなぁ。殺したいほど憎いハリソンとそれでも手を組んでしまうとか、それを飛び超えてしまうみたいな人間の計り知れなさが見たかった。
7話が特に綾野剛の独白といいブレた感じがする。
暴力酒金女みたいな倫理観終わってる部分はあるし、コテコテに辟易する部分もなくはないけど、配慮してますみたいな映画の方が最近は辟易するようになった