trpさんの映画レビュー・感想・評価

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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

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マジ笑った倫理観なさすぎるけど

「今日は役所広司でキて」←人の名前出して言って良いわけない台詞

百円の恋(2014年製作の映画)

4.8

キュン死しちゃった
新井浩文の身体と台詞の解像度が高すぎる

本もシンプルながら良くて、台詞も端的に的確で好きだった
デカすぎるステーキ食うところめちゃ笑ったし、そのまま泣いちゃうのを慰めるくだりの説
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サブスタンス(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結構露悪的過ぎてちょっと気持ちがやられてしまった...
TITANE的な感じでは!とかなり期待し過ぎていたからかも。

広告的な映像づくりとリズムで物語を誤魔化しすぎているところが気になってしまって、
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夜顔(2006年製作の映画)

4.8

なんかめっちゃ良かったなー
上手いとかじゃない、なんか変な良さがある映画

途中鏡にカメラが絶対映る角度でバーテンダーとおじいちゃんの両方を捉えるBSがあって、その前にも奥にもピントが合ってる絶妙な合
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マルサの女をマルサする(1987年製作の映画)

4.8

メイキングの教本と言っていい重厚さ。
この世のメイキング、全部こんな感じでお願いします。
周防監督の構成が無駄がなくて、スタッフそれぞれの仕事を収めてて、こういうのが観たかった!ってなる。ちゃんと全部
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今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大九明子が日本で1番映画が上手くて天才なのはやっぱり確実(って言いたくなるくらい、すごい)

自意識闘争みたいな極めて内面的な描写を目に見える形の映画として成立させることを今までずっとやっていて、今回
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カップルズ 4Kレストア版(1996年製作の映画)

4.9

正しく愛されてこなかったために人の(自分の)愛し方が分からなかった青年たち。そして正しい愛し方を会得する映画だと思った。象徴的なシーンは、ホンコンが女性たちに食べ物を口に突っ込まれ、襲われていく場面。>>続きを読む

ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

4.9

なんかこれめっちゃ好きなんだよな
意味不明といえばそうなんだけど、越えて伝わってくる良さかある
それが動線とか撮れちゃったショットみたいなことでもないのが、良い
考えていることと話していることの乖離が
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翼に賭ける命(1957年製作の映画)

4.9

最高のシネスコ白黒映画だった
こんなにシネスコを生かした横の運動に満ちた映画観たことない。
白と黒が神々しいライティングも超リッチ。
開幕のバックに見える飛行機遊園地から、リッチすぎて興奮。
息を呑む
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トラララ(2021年製作の映画)

4.8

これが見たかったんだよってなる最高のミュージカル映画。
貴方のままでいてはいけない、その啓示を受けてからマチューは自分の人生とは別の生き方を選択することになる。
この奇妙な選択が彼の孤独を懐柔し、そし
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夜ごとの夢(1933年製作の映画)

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打たれ負ける西部劇のような感じがした
サイレントって、何を言ったのかが同時にはわからないのところに必然的にサスペンスが持続するよなーと思った
面白かった!

ミッキー17(2024年製作の映画)

4.5

世界観説明が懇切丁寧なために中盤から駆け足気味になっていたり、重要なポイントがおざなりになってる感は否めないけど、すごく楽しめたね〜〜
テンポが早いので次どうなるんだって緊張感で全部持っていく。

S
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どえりゃーー良い!!
教皇映画って面白い。こんなに現実の中を生きてるのにファンタジー的な面白さも併せ持っている。
同じ信仰を持つ兄弟への疑念を通して、信仰に対する葛藤をも経験していく。
極めて身近な競
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ニノチカ(1939年製作の映画)

4.9

傑作ですね
この多幸感
全ての人物が可愛らしくて仕方がない
レストランの長回しから、初めて笑うニノチカ。目眩くスピードに突然訪れる緩やかな幸せが尊い

ラヴ・パレイド(1929年製作の映画)

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時代とはいえ胸糞悪い結末だな
当時でも反発はあったろうと思う

セッション(2014年製作の映画)

4.8

マジこんな目会うの嫌すぎだけど、サイコーな終わり方だよな

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

オーディションのシーンめっちゃ良かった記憶がある。

BAUS 映画から船出した映画館(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭、老人の吸っているタバコの煙に促されるようにして井の頭公園の木々が映されていく。老人が吐いた煙の量にしては多めで、ファンタジーに誘う霧のよう。
老人が池を見つめる先には人々が通る橋がある。その橋の
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.9

いやーー凄かった
めちゃくちゃいい映画だった
いつ演技にスタートをかけたのか見えない映画は良い映画だと思うけど、そういう映画だった。スタートも見えないしカットも予測できない、人物が生きているリズムと重
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

1.2

タルコフスキー元々苦手意識があり、私も少し歳を重ねたし今なら観れるかもしれないと思ってチャレンジしたら今まで以上に怒りを感じた
おもんないとかではない、通り越して眠気すら感じない、これは何なんだろうか
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

2.3

絶妙におもんなかった
演出の統制が取れてない感じが1番気になる。

松たか子も可愛いし松村北斗も可愛いけど、生きてる実感が湧いてこない。
美術と衣装も可愛いには可愛いけど、絶妙に2人の生活が想像しづら
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.6

ジェット機に乗る前の階段でのカットバックが秀逸。
イヴァンとアノーラの高低差のある決別のカットバックから、母親を背にしたアノーラとイゴールのカットバック。
超資本主義な金持ちに対して、アノーラとイゴー
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シャーロック・ホームズの冒険(1970年製作の映画)

4.7

あまりにも終盤のガブリエルの傘をモールス信号式に開くシーンは美しすぎる
なんとも哀愁の漂う振り返らないガブリエルのショットだけでもこの映画を観て良かったと思えるほど良い

BBC版で消化不良だったので
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5 windows mountain mouth(2013年製作の映画)

5.0

ここにはないけど、恵比寿パートが一番くらった。

退屈してしまって、大きなため息をつく観客もいて、そのことに全ての分断と、この映画の時空の壁を感じて涙が止まらなかった。
映画館は、他の観客と映画を見る
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