アメコミヒーローを斜に構えて見た感じのドラマ。
ゴア表現と性描写もバッチこいという雰囲気だが、意外と弁えていてニップルヴァギナペニスの直接表現はなし。
そこまでやってしまうといよいよキワモノになってしまうから寸止めにしたのは正解と思う。
ヒーローの力は人工的な薬物投与で作られるもので、身体への負荷が大きい……という設定は、現実のアメリカで一部エリートが向知性薬を愛用している話を元にしているのかなぁと思った。
虚飾に対して全方位に喧嘩を売る作りは見ていてスッキリする。
ホームランダーみたいに強すぎて生物学的解決の難しい奴もいるよね〜というあたりもリアリティがある。
シーズンを追うごとに過激表現がキツくなってるので正直食傷気味だが、シーズン1はシンプルに楽しめると思う。
ラストで主人公の取った選択を見たら「そりゃ惚れるわ」という感じでいい。