レーザーシャーク
周囲にサメが泳ぎ散らしてる詰んだ島に住むアザラシたち。魚も取りに行けず、食べ物は不味いフジツボ…そんな一族の無謀な個体クインは、友達を連れて危険な海へ。
案の定、サメの襲撃を受け友達を亡くす最悪の結果に…復讐を誓った彼は座礁した船に住む歴戦個体のアザラシに弟子入り。サメ撃退部隊を編成することに…みたいな。
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ネトフリちゃん何気に謎3Dアニメが豊富なことに気づき始めました。海洋生物系3Dアニメ…(なんだこのサメ!)とジャケットで飛び込んだらアザラシだった時の僕の心境。
これが…結構…まず、全体敢えてフレームレートを下げているというか…要は妙にカクカクしていて、クレイのストップモーション風な質感になってます。本当にそうなら良いんですが普通に全編3Dなので、正直なにがしたいのか…
ついでにアザラシの造形が凄く気味が悪く、子供なんか天使の印象しか無いはずなのにそれすら怖い…なんか3Dアニメとストップモーションの悪いとこ取りかも…。
そして一番恐ろしいのは笑えなさ…最近の過剰にコミカルに誇張した演出の中でも、ちょうど疲労感と既視感があるコメディだけが絶え間無く襲い掛かります。
伝わるか微妙なんですけど、「お、落ちる〜!(スロー)…あっ海だから平気だったわ」とか、絶対怖い生き物の影!→可愛い生き物 とか、迫る危機→あくび→迫る危機→ポリポリ→迫る危機→余裕で回避 とか…終始こんなノリです。こうしておけば良いの権化。脚本も…🤮🤮
ネトフリちゃんの尺の長さも合わさり、尺半分で足りる話が地獄の様相…。サメくんたちと小生物は可愛いので、どうにかなりそうな気配はあったのに…🥹
個人的に気に入ったのは、ボスサメの護衛ドローン的な赤目のコバンザメ軍団、電飾役のタコです。