経理さんの映画レビュー・感想・評価

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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.6

VHS・DVD版吹替で鑑賞。このバージョンの吹替が一番トガっていて面白いし、これ以外でほとんど見た事ない。ドウェイン・ジョンソンの新シリーズも面白いけど、本作は街中にジャングルのトンデモな生き物が出現>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

1作目に比べると脚本にアラがあるな。ピタゴラスイッチ的な面白さはあるが、ビフ老人がタイムマシンを初見で操作してるのも違和感あるし、なんせ1955年のあの日である必要性がないっていうのがね。ご都合主義で>>続きを読む

野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.1

うーむアニメ映画だと思ってナメてたけども。嫌われ者が居場所を見つけるって話と、血の繋がってない親子の愛情の話、めちゃくちゃ上手く融合されてるな。しかも『アバター』『スターウォーズ』的なアクションシーン>>続きを読む

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.2

シガニー・ウィーバーが好きなので。認められたい、必要とされたい、誰かにとっての何者かでありたいという人間的な欲望を具現化したような物語なのだが、描き方としては非常に健全で健康的。特にアラン・リックマン>>続きを読む

ブルーピリオド(2024年製作の映画)

2.8

うげ……渋谷が舞台だったからなんとなく見てたけど、終盤の展開にさすがに吐き気が。映像もセリフも全部気持ち悪かったぜ。こんな男性同士の友情の形はあり得ないな、いっそ役者が全員女性だったらどうか? いやそ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.6

日本テレビ版吹替で鑑賞。たぶん何十回も観てるけど何度観ても面白いな。脚本と演出が緻密でムダがない。クライマックスの演出なんてもうめちゃくちゃ凄いわ、ウオオオってなる。新録の吹替は割と堅めの出来、ちゃん>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.2

ちょっとエッチやね(アマプラで観たら亀頭にモザイクかかってなかった)。画作りが現代的でとてもよいですね、特に身代わりを作る時とトリップするシーンが分かりやすいけど、構図とかピントの合わせ方とかがすごく>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.9

軍人を蹂躙する巨大生物。仲間を殺されて狂っていく大佐。うっすいなー。ペラッペラやな。もうめちゃくちゃIQが低い! しかし数々の巨大生物とそれに殺される人間たちを見てるとどうもにも心が癒される。クモの脚>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.4

バットマン誕生を丁寧に見せる。スーツやマント、その他の装備も”発注”するところから見せる丁寧さ。タンブラー登場シーンは演出が優れている。実車として走れるというだけで格好良いのにエンジン音が物凄い。エン>>続きを読む

ビデオゲームを探せ!(1984年製作の映画)

3.4

序盤はゲームの世界に現実が侵食される感じでワクワクしたが、敵が普通に襲ってくるようになってから割とずっと追いかけっこという感じで展開がない。子供相手だからって敵もえらく手加減してるし、仲間内のコミュニ>>続きを読む

グローリー(1989年製作の映画)

4.1

吹替で鑑賞。黒人の部隊を指揮することになった若すぎる将校をマシュー・ブロデリックが演じている。彼がやるとどうしても『フェリスはある朝突然に』がフラッシュバックするのだがしかし演技上手いな。友達同士でも>>続きを読む

ボーダーランズ(2024年製作の映画)

3.6

クソ映画は吹替で見ることに決めているので吹替で鑑賞。ティナのドギツイアニメ声といい、ロボットのクラップトラップのクソウザ子分感といい、これがなかなか面白い。結構笑えたかも。翻訳自体も吹替の方が断然よい>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

4.2

自分も誰かにとってのヒーローなのかも知れない……。原作のパワーなんだろうが登場人物のキャラがめちゃくちゃ良い。敵チームのドラゴンも怖いけど全然嫌な奴じゃないし、主人公のペコとスマイルの関係性もどっちが>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

これはまさにクライマックスと呼ぶにふさわしいBMXカッケェェ! からのメインテーマ。この畳み掛けはさすがスピルバーグ監督、ジョン・ウィリアムズも負けじと応戦という感じだ。ラストのE.T.を見守るメンツ>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

4.1

画質悪っ(n億回目) ほんでハンディカムっぽい画角とかもあんまり好きじゃないんだがな。でも人間の醜さを映し出すストーリーは割と好みだし(見てるとしんどいけど)、クライマックスで主人公が覚醒してバトルす>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.0

4KのDVD版吹替で鑑賞。30年前の映画のくせに昨日撮ったようなとんでもない高画質でたまげた。フィンチャー監督の美的センスの良さと映像クオリティの高さで画は100点と言っていいだろう。内容としてはチリ>>続きを読む

ゴールデン・チャイルド(1986年製作の映画)

3.6

フジテレビ版吹替で鑑賞。しょうもないナー。「もういいよ、亀でも鶴でも好きな話しなよ」これは名訳だな。「今、小型の大仏さんみたいなのがそこに浮かんでたろ」この世の救世主を小型の大仏さん呼ばわりするのやめ>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.3

スポ根と最も縁遠い人間であるところの私ですら感動した。主人公はかつてのチャンピオンの隠し子として生まれ、既にこの世を去った父親に憧れる一方で、隠し子であることを恥じる気持ちもある。そしてロッキーも愛す>>続きを読む

タイム・リミットは午後3時(1987年製作の映画)

3.9

決闘から逃げるために試行錯誤して失敗ばかり。ドタバタ・コメディでしっかり笑えるシーンも多いが、中盤は意外とスピード感が足りずにむしろ間延びしているように感じる。主人公と敵が両方とも演技が地味だからなの>>続きを読む

Smile 2(原題)(2024年製作の映画)

4.6

完全に前作超えてきたな! 前作に引き続いて変・効果音も健在。そしてパーカー・フィン監督もジャンプ・スケアを会得してきたなという感じもあって嬉しい限り。しかもハズしのテクというか、こっちと見せかけてあっ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

VHS版吹替で鑑賞。声優の演技も然ることながら「自己管理倉庫(Your Self Strage)」や「羊を黙らせる」などの名訳もあって、また新たな感覚で観ることができた。若い時はあまり魅力を感じなかっ>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.3

バイオレンスの傑作か。マフィアの麻薬を大量に手に入れてしまった主人公、これはラッキーと無邪気にハネムーンへ……。劇伴がどこまでもピュアで主人公と同調してる。主人公の親父さんがマフィアに拘束されたときの>>続きを読む

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

4.1

子育てに疲れたシングルマザーが怪物に取り憑かれていくという話。愛する子供を憎んでしまうという比喩表現としてのホラーであり、これはこれで素晴らしい(というか本当に嫌な気持ちになる)のだが、純粋なホラー映>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.5

いやもうアクションの質と量が凄いわ。武器だけじゃなくてそこに落ちてる道具とかを使ったバリエーション豊かなアクション、さらに拳が得意なやつもいればナイフが得意なやつもいるといった具合にキャラそれぞれの戦>>続きを読む

どろろ(2007年製作の映画)

3.4

肝心の復讐だの仇を取るだのというストーリーが割とどうでもいいのだが、柴咲コウと妻夫木聡がバディとなって魔物を次々と倒していくシーンが楽しすぎる。いや、アクションもCGも雑だから雰囲気だけなのだが。そし>>続きを読む

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

4.0

冴えない主人公。あなたは恵まれてるのよなんて言われて、主人公も観客も「?」という感じだったと思うが、最後はやっぱり恵まれてたなという話。成長物語として見るとちょっと最後に急に成長したなと唐突感はあるが>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.7

悪の皇帝パルパティーンの居場所を突き止める、ための手掛かりであるウェイファインダーを探す、ために、C-3POのメモリに記憶されたウェイファインダーの手掛かりが記された短剣の文字を解読する、ために、闇の>>続きを読む

BRICK ブリック/消された暗号 BRICK ブリック(2005年製作の映画)

3.6

勢いだけでやってる映画。やはりライアン・ジョンソン監督は画面の切替えでスピード感を表現するのが強い。特に暴力シーンにおける急な攻撃の表現の表現が特徴的。同じ構図で車が行って帰ってくる表現も面白い。『L>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.3

IMAXの70mmフィルムで撮影された美しい映像をコントラストや色調が完璧な状態で4K UHD Blu-rayに記録。ノーラン監督ありがとうございます。警察に追われながら市民のために身を捧げるブルース>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.8

ライアン・ジョンソン監督繋がり。いやーなかなか厳しいな。これはかなり厳しい。のっけからギャグがひどい。そして中の1時間全部イラナイだろこれ。ていうか「作戦、全部失敗してませんか!?」 赤い人達とのバト>>続きを読む

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.1

演出が独特。全体的に乾いてるというか砂っぽいというか。タイムループSFというジャンルから想像されるキラキラした感じ、壮大な感じが全くない。しかし消える/現れる、寄る/離れるといった画の変化が凄く面白い>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

暴走を暴走と感じさせないAIの暴走、「ヤツを信用するな」と言われて誰を信用していいか分からない孤独と恐怖。途中まで美少女ロボと楽しくチューリングテストをやってたのに、そこからの停電で急にドンと表出する>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.9

真犯人を追うジャック・リーチャー。現役でもない、万能でもない、泥臭くて寂れた感じのヒーローをトム・クルーズが演じている。ロザムンド・パイクとのコンビ芸。中盤のエンジン音がブルブルうるさい、でも静かでシ>>続きを読む