アンディ・ラヴがカッコよすぎる
役者は脆く美しく儚くだけあれと言わんばかりのカメラワーク
退廃的な香港の街並み、血の匂い、湿度のあるフィルム
荒削りな脚本に思えるがこれがデビュー作
この時から既に彼の世界観が確立していたのか
ポスターネタバレやん、と思うシーンの登場、たった数秒のこのシーンが、その後のシーンの時も媚りついて離れない
アンディの刹那的な生き方を追体験するかのような感覚
「脚のない鳥」の男性像は「欲望の翼」にも描かれるがどうしてこんなに魅力的なのだろうか
ウォン・カーウァイは美しすぎて人間味がない
だからこそ根源的な究極の愛が、より本物に思わせてくれたりするのかなって