このレビューはネタバレを含みます
とにかく主要の登場人物にイライラしっぱなしでした。感情移入できない。感情移入できたのは、ふれると主人公のバイト先の店長だけ。
ストーカーから身を守るためにと言って男三人の家に乱入してきた女2人、そのストーカーの情報は一切男達に伝えない(少なくとも同じ服飾関係の学校通ってるメガネ君には伝えるべきでは?)、メガネが傷つく?からキスを拒まなかった女、それを聞いて「そりゃストーカーもされるわ」と言う主人公、バイト先の店長に「はぁ……って言うのやめない?」と言われてからも何度も出る「はぁ……」、メッセージか家帰ってから直接言えるような内容をわざわざ友人の職場まで話に行く主人公、そこで上司に叱られている友人を見て友人が貶されていると勘違いして上司に襲いかかろうとする主人公……などなど他にも沢山のとにかくイライラする言動をする主人公達。こんなにもイライラした作品は初めてでした。
あと、主人公三人の演技が浮いている。きみの色も主人公三人は声優さんではなく、若手の俳優さんたちでしたが、違和感なく観ることができました。なので比べてしまって余計にがっかり。特に、笑うシーンが「はははは」とあまりにも棒読みで顔をしかめてしまいました。
音楽や主題歌は良かったですが、正直映画館で観なくてもいい映画でした。