クドゥーさんの映画レビュー・感想・評価

クドゥー

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映画(320)
ドラマ(6)
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.0

「心が繋がった瞬間には、その手を掴んで離さない」

地球に取り残されたゴミ処理ロボットと宇宙からやって来た探査ロボットが邂逅するアンドリュー・スタントン監督作品は、世界中の誰にとっても伝わるノンバーバ
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.5

「おいしいきせきって、巡り合わせと結び合わせ」

冴えない見習いシェフが料理ネズミの力でレストランを駆け上がるブラッド・バード監督作品は、運も実力だと言わんばかりのサクセスストーリーへの当然予見される
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

3.0

「また再生産されるまで、永遠のような幕間がある」

煌めきを求めて舞台で戦う少女たちを描くテレビアニメ「少女歌劇レヴュースタァライト」の再生産総集編は、いかにもブシロード然としたキャラクターコンテンツ
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.5

「生まれ変わると決めた日が、君と僕とのバースデイ」

恐竜博で拾ってきた化石から孵化した双子の新種恐竜と少年達の交流を描いた「映画ドラえもん」第40弾は、キッズアニメがキッズのために作られなくなって久
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劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇(2014年製作の映画)

3.5

「好きになった気持ちが、どこかに残っているなら」

不死身の少年と彼を殺すことを使命とする少女を描いたテレビアニメ「境界の彼方」の劇場総集編は、お互いがお互いのために自分を犠牲にしてきた苛酷な過去を振
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小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!(2013年製作の映画)

4.0

「私はまだ、本気を出してないだけ」

元・中二病の少年と現在絶賛中二病の少女の恋を描いたテレビアニメ「中二病でも恋がしたい!」第一期の劇場総集編は、いつしか京アニのお家芸となる再構築映画の原点にして、
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カーズ(2006年製作の映画)

4.0

「道が途絶えたのなら、作ってやろう俺たちで」

車を擬人化したキャラクターたちが生きるカーレースの舞台を描いたジョン・ラセター監督作品は、才能に溺れイキっていた新人レーサーが思いがけず訪れた田舎町で人
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.5

「正だろうが負だろうが、エネルギーだけは等価値」

ヒーローであることを禁止された社会でくすぶっているファミリーの再起を描くブラッド・バード監督作品は、個性豊かなキャラクターたちによるアクロバティック
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

「信頼しているのと、依存しているのは違うから」

人間に捕われたカクレクマノミの息子を探す父親の冒険を描いたアンドリュー・スタントン監督作品は、魅力的なキャラクターコンテンツによるジェットストリームな
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.5

「その目に映るのは、スーパーポジティブ」

子どもたちの悲鳴がインフラとなっているモンスターの社会を描くピート・ドクター監督作品は、キャラクターコンテンツとしてのポテンシャルを最大限に引き出したアイデ
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

3.0

「切り口を変えれば、語り口を変えられる」

バッタ先輩への貢物を台無しにしてしまった働きアリが用心棒を探しに出かけるジョン・ラセター監督作品は、「トイ・ストーリー」でおもちゃを心がある存在として描いた
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

「信じる意思があれば、真実にだってなれる」

他界した大富豪の遺産を相続するプリンセスの座を巡るコンゲームを描いた「コンフィデンスマンJP」劇場版第2弾は、詐欺師大集合を裏切って目的にコミットするスト
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

「ゆきてかえりし、ワンモアチャンス」

荒廃した近未来を彷徨うマックスが支配者の痴話喧嘩に巻き込まれるジョージ・ミラー監督作品は、ストイックなキャラクターたちの壮絶な生き様を描きに描き切った結果として
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

「たったひとつの悪が、すべてを変えてしまった」

バットマンによっていくらか平和になった街に忍び寄る新たな脅威を描いたクリストファー・ノーラン監督作品は、ヒーローという存在に呼応して現れたヴィランとの
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ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

「選ばれし者たちの中で、焔を灯す名もなき者」

第二次大戦で独軍に包囲された英仏連合軍の史上最大の救出作戦を描くクリストファー・ノーラン監督作品は、陸海空を異なる時間軸でクロス展開させることによって未
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

3.0

「がらんどうの魂は、鋼の心の礎となる」

動く屍となった友の魂の秘密が隠されている手記を探し世界中を旅する医学生を描いた牧村亮太郎監督作品は、夭折の作家・伊藤計劃が遺した小説を劇場アニメ化するプロジェ
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ハーモニー(2015年製作の映画)

4.5

「その手に掴んだのは、人類最後のハッピーエンド」

超高度医療社会の調和を放棄し戦場に生きる女性を描くなかむらたかしとマイケル・アリアス共同監督作品は、夭折の作家・伊藤計劃の遺した小説を劇場アニメ化す
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.5

「僕らが得てきた自由は、失った代償と釣り合うか」

世界各国の虐殺の陰にいる言語学者の追跡を命じられた特殊部隊大尉を描く村瀬修功監督作品は、夭折の作家・伊藤計劃の遺した小説を劇場アニメ化するプロジェク
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

「僕が歩き出すこの道は、きっと貴方に繋がっている」

ミステリアスなお姉さんとお姉さんの胸部に興味津々な少年の一夏の思い出を描く石田祐康監督作品は、周りに海のない住宅地に突然ペンギンが現れるという不思
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

「意味がないということを、証明する意味があった」

ベトナム戦争下のジャングルで自らの王国を築いた米軍大佐の抹殺を描くフランシス・フォード・コッポラ監督作品は、抹殺を命じられた大尉が目の当たりにする狂
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

4.0

「繰り返される日常で、貴方を意味づけるもの」

企業の持続可能性のためにウォーの皮を被ったショーに駆り出される不老の子供たちを描く押井守監督作品は、戦争が平和の構成要件となった世界に生きる一人の空軍パ
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.0

「いつだって僕らは、その扉に手をかけている」

宇宙を股にかけ賞金稼ぎバディが活躍するテレビアニメ「カウボーイビバップ」の劇場版は、一度死んだことで現実を試すことに取り憑かれた最強のバイオテロ犯との死
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

「最後に男の勲章を、手にするのは誰だ」

バカで卑怯なヤンキーとクソ頑固なヤンキーのコンビの活躍を描くテレビドラマ「今日から俺は」の劇場版は、キャラクターのやり取りで世界観を浸透させる一見さんにも開か
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「進撃の巨人」〜クロニクル〜(2020年製作の映画)

4.0

「敵は何だと思う、どこにいると思う」

すべてを失った人類とその根源たる巨人との戦いを描くテレビアニメ「進撃の巨人」シリーズ全59話の再編集作品は、残酷な世界の中で誰よりも自由を求めた者だけが海の向こ
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コンフィデンスマンJP(2019年製作の映画)

3.0

「自分を騙さずに始まる、ロマンスの終わりとは」

悪者から金を騙し取る3人の信用詐欺師の活躍を描いたテレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版は、最初からクライマックスなテンションが一瞬で世界観に
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

「すべてを変えた秒間を、誰しもが持っている」

生まれてから37秒間息ができなかったことで脳性まひとなった23歳女性を描いたHIKARI監督作品は、僕らとは違う日常生活をすることが大冒険となるような毎
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劇場(2020年製作の映画)

4.5

「その日を迎えて、俺は劇場に立つ」

演劇界でくすぶる青年と彼を支える彼女の緩やかな破局を描く行定勲監督作品は、大学時代に好きな女子のために脚本と演出をしていた頃の古傷を抉られてしまうが、圧倒的でない
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

「どいつもこいつも、バカばっかりでも」

ある事件をきっかけにした黒人一家の喪失と再生を描くトレイ・エドワード・シュルツ監督作品は、若気の至りなプレイリストのように消費されるトリップムービーの表層を覗
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

「見えてる人間が、すべてじゃない」

DV男から逃れたのも束の間で透明人間に襲われる女性の戦いを描いたリー・ワネル監督作品は、ブラムハウス然としたテーマやトリックがトラディショナルテイストと絶妙にマッ
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南の島のデラちゃん(2014年製作の映画)

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まだ会ったことのない貴方たちを、今も想っている。
同い年として、どこかで意識していた貴方のことも。

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.0

「真実を追う者は、やがて真実に追われる」

電話交換手とラジオDJが空から聞こえる謎の音に挑むアンドリュー・パターソン監督作品は、後は若い二人で的な状況になろうとも一ミリも色気のない「ビフォア」シリー
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ラブバード(2020年製作の映画)

2.0

「それっぽっちの愛では、羽ばたくはずもなく」

破局寸前のカップルが殺人事件の目撃者となったことでランデブーするマイケル・ショウォルター監督作品は、ジョークのツボは国それぞれだということは重々承知の上
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

4.0

「生きている限り、争いと無関係ではいられない」

隊長の亡骸と金塊を探し求めて半世紀振りにベトナムの地を訪れた4人の黒人退役軍人を描いたスパイク・リー監督作品は、視聴者を劇映画としての面白さと社会派と
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.5

「歴史の裏には、名もなき英雄がいる」

不死身の肉体で世のため人知れず戦う傭兵軍団を描いたジーナ・プリンス=バイスウッド監督作品は、一見するとテンポの悪い展開が永遠を生きる彼女たちの時間感覚と孤独を炙
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

「生存本能が先か、存在理由が先か」

殺された妻のため自らの肉体をアップグレードし復讐に臨む男を描くリー・ワネル監督作品は、AIという設定が崩壊している某邦画超大作とは雲泥の差であることは言うまでもな
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.5

「心を引き裂かれた時、俺には何が出来るのか」

メキシコの人身売買カルテルに拉致された娘を救出するランボーを描いたエイドリアン・グランバーグ監督作品は、どんなに足掻いても過去のためにしか戦えない男の悲
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