『1000年経っても、アニメの世界で頂点は僕たち』
濡れ衣を着せられた騎士と変幻自在に姿を変える少女が出会うアニメ映画。例によってダラダラと世界観を説明する導入から伸び代を見せて、最終的には進撃や呪>>続きを読む
『しがらみの象徴たるゾンビ、何と王道であることか』
社畜の青年が荒廃した世界でやりたいことリストを作るゾンビ映画。クソ連中が死ぬ瞬間だけが楽しみな僕には好みの展開ではないけど、ハイになってつくったも>>続きを読む
『クライマックスだけダルい、脱フジまであと一歩』
天然パーマのおしゃべり大学生が様々な事件に口を出すミステリー映画。ウェルメイドな原作をドラマの映画化らしい演出を極力排して展開し、価値観をアップデー>>続きを読む
『この世界に希望はある、ふたり繋いだ手の温もりに』
目覚めると広がっていたふしぎな世界で大切な友だちが待つお城を目指す「映画プリキュア」は、スコアなんてものは公開日を迎えるまでに尽くした時間が重要な>>続きを読む
『想いが届き伝うことで、人は永遠を手に入れる』
トロピカる部のみんなが雪の王国の帝冠式に招待されるプリキュア映画。ゲストヒロインが最初から詰みすぎていて段取りに感じてしまうが、フルリレーの変身バンク>>続きを読む
『声高に叫びたいのなら、これぐらいやってみせてよ』
拡張現実の世界でプリンセスを巡る陰謀に巻き込まれるプリキュア映画。ヒープリは良い意味でバックボーンが丹念に描かれているので、アルティメットを連発さ>>続きを読む
『テーマよりもずっと、大切にしていたいハート』
三世代プリキュアが繰り返される一日からの脱出に挑むプリキュア映画。様式美としてお願いしたい出会い頭や変身バンクが超絶テンポでキマり、アルティメット化の>>続きを読む
『君は教えてくれる、僕は一番大切なものを選んでる』
両親を事故で失い姉に育てられた妹が初恋と折り合いをつける青春映画。ファンタジックな世界観に岡田麿里節全開の台詞で描かれる少女は、多くの観客が無意識>>続きを読む
『変わることを求める時代に、ハンマーを振り下ろせ』
新宿でスイーパーとして活躍する男を描く名作アニメの完全新作劇場版。CH世代ではなくてもこだまコナンが原典である僕にとって、0.2秒の世界としか思え>>続きを読む
『復活が続いていく以上、不変はその価値を試される』
新宿でスイーパーとして活躍する男を描く名作アニメの劇場版続編。前作で感じたノスタルジーを超えた新鮮味というものが見出せず、この手のジャンルの中で普>>続きを読む
『子どもたちの原体験が、大人にとっても初めての』
空からやって来た言葉の通じない生き物と心を通わせるプリキュア映画。宇宙を舞台に活躍してきた彼女たちが星々よりも輝く地球を冒険し、歌や応援という様式美>>続きを読む
『停滞し続ける宇宙を、爆発させる何かがほしい』
三世代プリキュアがミラクルライトの惑星にワープするクロスオーバー映画。面白い面白くない以前に主人公の魅力が伝わって来ないし、ぬるっと始まって新人研修と>>続きを読む
『戦う女の子たちを見守ってきた、君の人生に幸あれ』
集結したプリキュアが想い出に悲嘆する敵を抱きしめるオールスターズ映画。観客の経験から感動を導く作劇は望むところではないのだが、全員の曲と技と声を一>>続きを読む
『今を生きる幼子たちに、贖罪というテーマは響くか』
幼い頃に守れなかった約束によって世界がピンチに陥るクロスオーバー映画。エールのすごいところはメインにすると全部持っていくカリスマ性で、アッセンブル>>続きを読む
『芸術の都が爆発する、凡人にはついていけない世界』
スイーツ偏愛者たちの争いでパリの街がめちゃくちゃになるプリキュア映画。追加戦士にスポットを当ててみる構成は斬新ではあったが、全体的にシュールが過ぎ>>続きを読む
『思い出を武器に、体感型エンタメのトップランナー』
桜の園からやって来た少女を三世代のプリキュアが守るクロスオーバー映画。長いようで短い迷走期を経て遂に正しい道を見つけたみたいで、出会いまでの流れも>>続きを読む
『どんや奇跡や魔法より、君と一緒にいたい意思』
百年に一度どんな願いも叶える石にモフルンが選ばれるプリキュア映画。キッズ映画において最も重要なことは思い出に刻まれることであり、モフルンがプリキュアに>>続きを読む
『これまでとは異彩を放つ、変身後の超絶美少女化』
花見に行く最中にプリキュアの涙を狙う魔女に襲われるオールスターズ映画。全員に台詞を与えることを諦めて新人研修に特化した結果、みらリコが早くもラスボス>>続きを読む
『痛いは君といたいこと、生きるは君と息をすること』
製鉄所の爆発事故で時の止まった町に暮らす少年たちが恋の力で世界を壊す岡田麿里監督作品は、MAPPAで現代最強の脚本家が好き勝手やることで性癖のパニ>>続きを読む
『人の心に寄り添える、それがプリンセスたる資質』
パンプキン王国の囚われの姫を助け出すほか三本立てのプリキュア映画。迷走期ならではの面白い企画であるしアニメフェア尺も良きで、このサイズで主人公のある>>続きを読む
『長く続けていれば、時にはこういうこともある』
プリキュアたちがMステみたいな会場で敵の罠にハマるオールスターズ映画。とりあえずリレー形式で歴代OPEDを回していくスタイルで、いくら三部作をキメた後>>続きを読む
『時として神挿入歌とは、どんな台詞よりも雄弁』
バレリーナになる夢を断たれた少女が人形の世界に逃げ込むプリキュア映画。近年の作品と比べてウェルメイドなのは明らかなのだが、やはりプリキュア映画は本編の>>続きを読む
『過去と未来に向き合うため、それを流す覚悟がある』
謎の男の力で亡き祖母と犬のいる世界に閉じ込められるプリキュア映画。スマイルからドキドキの流れが全盛期だと僕は思っているが、シリーズ随一のポテンシャ>>続きを読む
『ありがとうよりも、ごめんなさいが大事な日がある』
絵本の世界の少女が約束を破られた憎しみで挑んでくるプリキュア映画。フレッシュの劇場版で掘り下げられることのなかった贖罪に挑みながら、シリーズ随一の>>続きを読む
『しょっぱなから筋肉で、後はそれで全てを解決する』
人類最強の男が不法な採石のせいで大量発生したメグと戦うステイサム映画。配慮と遠慮の時代にこれ程までにインモラルな展開を徹底し、この時間が楽しければ>>続きを読む
『心に刻んだ決意が、今日のともだちを永遠にする』
プリキュアたちが過保護な親の夢世界に閉じ込められるオールスターズ映画。まさかの妖精メインの展開を前作から引き継いでいるけど、物量では間違いなくシリー>>続きを読む
『何度でもやり直せる、私たちはそうやってきた』
妖精の影に捕まったプリキュアたちを新人が助けに行くオールスターズ映画。妖精視点という僕にはポイントが高くない構成ながら、さり気なくパッションとビートの>>続きを読む
『生まれ育っていく街に、まだ見ぬともだちがいる』
孤独な少女と闇の力の欠片にプリキュアたちが向き合うオールスターズ映画。彼女たちに憧れるゲストキャラがメタ作劇の片鱗を見せつつ、前作との絡みが中心とな>>続きを読む
『娘にパパと呼ばれる時、男のポテンシャルは最大』
帰省した王国で闇堕ちした女王に音楽を消されてしまうプリキュア映画。本編と地続きで追加戦士が主役という新基軸を打ち出しており、頑張ってるパパを見て小学>>続きを読む
『決して消えはしない、幼少期に刻まれる戦いの苦悩』
ショーモデルとして訪れたパリで不思議な少年と出会うプリキュア映画。中学生の女の子が年下の男の子と心を通わせるだけで僕には最高だけど、作劇と演出の密>>続きを読む
『僕には刺さらない、だからこの映画は素晴らしい』
水不足にあえぐ砂漠の世界で魔物と人間のトリオが泉を求めるアニメ映画。魔物が実はいい奴というギャップを原動力に台詞も演出も主題も吟味され、クレしんより>>続きを読む
『みんなの声援が虹をかける、離れ離れの世界に』
歴代プリキュアが世界をつなぐ花をブラックホールから守るオールスターズ映画。チーム戦からのOPメドレーで演出としては極まっており、インフィニティウォーを>>続きを読む
『絶対に諦めない、そう叫び続けることを諦めない』
遊園地の宝物に迫る魔の手に歴代プリキュアが集結するオールスターズ映画。作劇や演出では前作の方が好きというのが正直なところだが、とにかく物量で殴る展開>>続きを読む
『日本のテレビドラマでも、一発これをやってみよう』
世界を脅かす強大な敵を前に歴代プリキュアが集結するオールスターズ映画。みんなが行き違いながら邂逅するシナリオ運びが素晴らしく、全変身バンクに全主題>>続きを読む
『みんながそうじゃない、それを言っちゃあおしまい』
おもちゃの国で子供たちのオモチャを奪った魔人と戦うプリキュア映画。ラブの後悔を通して観客に考えさせる造りはトイ3に先行するが、それはそれとしてテメ>>続きを読む
『いつものイチャつきが、びっくりするぐらいの振り』
少女を助けたお礼に招待されたお菓子の国で悪者と戦うプリキュア映画。絵や音の芝居に加えて作劇など映画を構成する全てが前作に劣るものの、ココのぞに関し>>続きを読む