みむさん

Harvest(原題)のみむさんのレビュー・感想・評価

Harvest(原題)(2024年製作の映画)
3.0
トロント国際映画祭にて。

「ストロングマン」アティナ・レイチェル・ツァンガリ監督の初の英語作品、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ハリー・メリング共演。

ぶっ飛んだ映画を予想していたが、ジム・クレイスの小説を映画化した真面目と奇妙と半々な印象。
18世紀の架空の村を舞台にした人々の地味に残酷な物語。

村の混乱で出ていったウォルターが友人で地主のチャールズの使用人として戻ってくる。
そこで地主の納屋で火事が起こり、人々は不安になり犯人を捜し処刑すべきだと言う。

先住者と部外者、小さなコミュニティ内での軋轢を描いたスリラーなのかもしれない。だけど、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じるウォルターはハリー・メリングが演じるチャールズとは子供の頃からの友人だし、二人は今も親しくしているので彼らが対立するわけではなさそうだし。一体どういう話に持っていくのか興味は持続するが、なにせ淡々としていてスローなので睡魔が襲う。

何が言いたいのかいまいちよくわからなかったが、土地の所有権争いに巻き込まれる大人しい地主…という感じかな。

岩に頭を打ち付ける儀式は村から出ないことを強いる伝統という感じに描かれていたが、あれも原作に基づく描写なんだろうか?
一瞬コメディなのか?と思ってしまった(ストロングマンの監督だし)。
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    ★=好み度。★3=普通、★3.5以上=好き/良い/お気に入り。 感想英文は Letterboxd へ。 備忘録兼ねて記録中(再鑑賞で感想書き直す場合あり)。作品登録がないものはインスタグラムに記録。…

    ★=好み度。★3=普通、★3.5以上=好き/良い/お気に入り。 感想英文は Letterboxd へ。 備忘録兼ねて記録中(再鑑賞で感想書き直す場合あり)。作品登録がないものはインスタグラムに記録。原作本の感想は読書メーターへ。 観たあとに皆さんのレビューを読みます。 クリスチャン・ベイルとニコラス・ウィンディング・レフンが大好き。 ※コメント欄は自分用ネタバレ備忘録に使用。 ※監督俳優別ベストは実写長編(日本未上陸作含む)全作鑑賞した人物のみ ※年別ベストは該当年上陸作品を100本以上鑑賞した年のみ ※大きなネタバレになるハッシュタグはつけません。