この映画は反面教師として見るのがいいかもしれない。
半分以上猫観察のようで人間はおまけみたいなもの。
猫がものすごくかわいいから見る人多そうだけど、オマケ部分の人間(あの親子)が酷くて呆れる。
猫飼>>続きを読む
なかなか面白かった。パディントンのお父さんでおなじみヒュー・ボネヴィルが極悪裁判官を演じていて胸糞悪い。
それに対する自警団(または庶民の味方で富裕層凝らしめるヤツ)気取りの若者トビーとジェイ。ヒー>>続きを読む
とても見ごたえあり。脚色度合いはさておき、歴史物としても、スパイドラマに近いエンタメとしてもよかった。これも配信前に劇場公開してほしかったが2021年末~2022年初頭はまだ微妙な時期だったかな。 >>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
インドで実際に起きた花嫁入れ替り事件をコメディタッチで描いたドラマ。
アミール・カーンの妻キラン・ラオの監督2作目。
抑圧された女性の解放を描くフェミニズム映画っぽい。>>続きを読む
面白い。歴史トンデモフィクションでありながら、所々史実を利用しきっちり上手くまとめる。こういうの大好き。ベネチア脚本賞。
チリのパブロ・ラライン監督による、チリのあの独裁者ピノチェトが実は吸血鬼だっ>>続きを読む
15年ぐらいぶりに再見。初見時と感想が全く変わった。
ジョナサン・グレイザー監督作とは認識してたが、脚本はジャン=クロード・カリエール(「存在の耐えられない軽さ」)、ミロ・アディカ(「チョコレート」)>>続きを読む
憎しみと悲しみ、喪失、負の感情がずっと漂うドラマは果たしてどんな結末を迎えるのか。想像していた家族ドラマとは全く違ったが濃厚人間ドラマに見入ってしまった。
「クリスマス・ストーリー」と地続きのようだ>>続きを読む
意外と普通の猛獣パニック映画。
実際にあったのは「密輸人が飛行中にコカインと共に落下、そのコカインを誤飲した熊が死んだ」ことだけ。
そこから着想を得てパニックホラーコメディに膨らましたやつ。
これが>>続きを読む
「シック・オブ・マイセルフ」「Dream Scenario」のクリストファー・ボルグリの長編デビュー作。
ブラックコメディ・モキュメンタリーかな。
「シック・オブ~」にも出演しているアミール・アスガー>>続きを読む
意外と面白かった。まるで「鶴の恩返し」ならぬ「リチャード三世の恩返し」。
実話をファンタジックに描いていた。
ベネディクト・カンバーバッチがリチャード三世の血縁(?)だったことをこの映画で改めて思い>>続きを読む
セドリック・クラピッシュ監督 x 本物のバレエダンサー主演のバレエダンサー映画。
…といっても観る前の想像(ダンサースポ根ドラマ)とは全然違った。
見終わってみたらストーリーの展開はほぼ予想がつく挫折>>続きを読む
ジョナサン・グレイザーの短編。
オープニングから不気味すぎる。
そして能面(?)を被った謎の集団にリンチにあう1人の人間。絞首され深い井戸のような穴に突き落とされ…。
絶妙な不快音、突き落とされてそ>>続きを読む
トロント国際映画祭にて
ラジ・リ監督2019年の「レ・ミゼラブル」続編と聞いていたけど、テーマと世界観のみ共通し、キャラは変わり(前作で確かムカつく警官だったアレクシス・マネンティは今回新市長)、時>>続きを読む
ベン・プラット主演で脚本にも関わるモキュメンタリーコメディ。校長が昏睡状態でさらに財政難に苦しむ演劇スクール、その演劇キャンプ終了までにミュージカルを披露して出資者を納得させよ!という、崖っぷちスクー>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
女優としても活躍するモニア・ショクリの長編3作目。王道ロマコメ。
寝室は別にするなどドライな関係で妻も教授として自立、良好な成熟した夫婦に見えるが退屈している、中年の危機>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
フィン・ウルフハードとビリー・ブリックの親友コンビの共同監督脚本デビュー作。スラッシャーコメディ。
古きよきホラーのような懐かしい感じがする映画だった。そのあたりからイン>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
サム・ライミのプロデュース、ビル・スカルスガルド主演、初監督のモーリッツ・モール。
ビル・スカルスガルドの肉体改造にビックリ。イメージ違いすぎ😵
ディストピアの世界を牛耳>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
Finestkindは漁船の名前。金に困った漁師兄弟が犯罪に手を染めるクライムドラマっぽかったが、父息子の物語なのかも。
ブライアン・ヘルゲランド監督、ベン・フォスターと>>続きを読む
ニール・ブロムカンプ監督がこういうの撮るの意外だったけど、予想以上にアツくて面白かった。
「フォードvsフェラーリ」や「AIR」とも通じる、無理難題を周囲の圧力はね除けてやり遂げる胸熱映画だったし、>>続きを読む
「ナイル殺人事件」の続編と紹介されてるのもあるがこれだけ観ても大丈夫。
第二次世界大戦後のイタリアでポアロが旧友のミステリー作家のアリアドネと一緒に交霊会に参加。
密室ミステリーかつ、タイトル通り霊>>続きを読む
ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」の一部(デメテル号の航海日誌)を映画化したもの。コッポラ監督の「ドラキュラ」にチラッと出てくる話をこちらは1本の映画に。
「トロール・ハンター」のアンドレ・ウーブレ>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
面白かった。スピルバーグが一時期映画化を計画していたらしい。
教皇当局によるユダヤ人少年誘拐事件(エドガルド・モルターラ誘拐事件)を通して反ユダヤと虐待、権力乱用というカト>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
なかなか面白かった。18世紀に実在した、低い身分から陸軍大尉になり、ユトランドの土地を開拓しようと闘うルートヴィヒ・カーレンの話。歴史大作。
ニコライ・アーセル監督 x マ>>続きを読む
映画祭の合間に2回観た(1回目通常スクリーン、2回目IMAX70mm)
原爆云々よりもタイトル通り一人の物理学者の人間としての姿を描いた伝記映画だった。
しかし伝記映画でここまで圧倒されるとは思わな>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
ヴィクトル・エリセ約30年ぶりの長編。「みつばちのささやき」のアナ・トレントが出演しているのも嬉しい。
ミゲルという元映画監督兼作家が現在は隠居生活のようにスペインの港町で>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
ミシェル・フランコ監督作をいくつか見ていればまたズタボロな話か衝撃的か不快かって警戒してしまうんだけど、今回は傷を負って壊れた人のなかなかキツい話でありながらも人の温かみを>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
ヘンリー・ジェームズ「ジャングルの猛獣」の映画化というかゆるく基づく作品。
何かで観たような気がする…と思ったらベルリンで観た「The Beast in the Jungl>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
クリストファー・ボルグリ監督は「シック・オブ・マイセルフ」が面白いだけではなくかなり痛々しい話だったので、ニコラス・ケイジ主演、アリ・アスター製作の今回の新作も期待通り。>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
「テリファイド」デミアン・ラグナ監督作。
めちゃ怖くて容赦なくグロくて残酷で、悪臭がスクリーンから漂ってきそうな腐敗描写は汚すぎて目を背けたりもしたが、ミッドナイトマッドネ>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
マーティン・ルーサー・キングの右腕ベヤード・ラスティンに焦点を当てたドラマ。
「マ・レイニーのブラックボトム」のジョンCウルフ監督。
キング牧師を描いた映画は観たけどその>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
日本公開されるが、時間が丁度よかったので観た。
アカデミー賞国際長編部門韓国代表。
大地震が起こった後、一棟だけ倒壊せずに残った公営マンション。その住民と非住民の分断、人>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
ジョナサン・グレイザー監督約10年ぶりの新作(その前も約9年空いてる)、マーティン・エイミスの小説を脚色したらしい。ホロコーストの恐怖を絶妙な距離感で一見穏やかで幸せそうな>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
「ボラット」のラリー・チャールズ監督、歌と踊りはキッチリのヘンテコ下品ミュージカル。
A24初のミュージカルらしいが、これは…😅😅
(きっとあの変なクリーチャーの人形はグッ>>続きを読む
トロント国際映画祭にて。
面白かった。クライムスリラーというより法廷ドラマだった。長尺は気にならなかった。
ドイツ人作家の女性がフランスで夫殺害容疑で告発される。唯一の目撃者は盲目の息子。
事件の>>続きを読む
これすごく良かった。ガイ・リッチーこんな作品も撮るんだ…というやつ。(極上のクライムノワールの「キャッシュ・トラック」の時の感覚がまた)
今回はまるでポール・グリーングラス監督のゴリゴリの実話アクシ>>続きを読む
スペイン映画「だれもが愛しいチャンピオン」のリメイク。ファレリー兄弟の片割れボヒーファレリーが監督。面白くしようというわけではなく、しっかりオリジナルに寄り添った感じ(要するにオリジナルと全く同じ)>>続きを読む