このレビューはネタバレを含みます
すごくよかった!
のに、最後、衝撃的すぎる。。
でもハッピーエンドで終わってしまったら
なんとなくただのフィクションとしてしか
捉えられないのかも。
トレバーくんが本当に賢い。
世界をよくするために、で
ペイフォワードの考えに至ることがすごい。
中1で。信じ難い。
そういう考えって、自分が満たされていて
心に余裕のある人から出るのかなと思うけど
トレバーくんは決して満たされていなくて。
世界はクソだから、
世界が変わる所が見たかったって、
すごいなあ。
そんな子供の素晴らしい革新的な発想が
いとも容易く無慈悲に奪われる世界。
リアルで、恐ろしい。
ペイフォワードは、
人の善意を信じて託す行いだから
裏切られた時の悲しさって
もう人を信頼したくないって思わせるほどの
威力があるのではないかなと思う。
だって、自分は無償で他人のために動いたり
貯金を崩して助けたりしてるのに。
希望を持って行動している
勇気ある幼い子どもを
絶望させてしまわないでほしいと
願いながら観進めていったけど、まさか。
これを観た人は
どう受け取ったらいいんだろう。
益々、変えることを恐れずに行動しても
応えてもらえることばかりではないと、
難しさと恐ろしさを感じてしまうのでは。